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◆Mottisfont Abbey Garden in 2016(6)(ラスト)

2016年6月のイギリス旅行記より。

終わりが見えないナショナルトラストの[Mottisfont Abbey Garden]も、
ようやくラストでございます!!(;´Д`)ひーっ

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(朝イチ)薔薇園→(昼休憩)邸内→(夕方)薔薇園+その他の地所、
合計で7時間滞在中。
いやもう、満喫!ですね。笑

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スコッチローズの根元には散り敷かれた花びら。
美しいです。

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アーチに仕立てられているのは[Adélaïde d'Orléans]です。

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ツゲのヘッジでボックス仕立てにされた長い通路に何本も立てられたアーチ。
なんてゴージャス。

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薔薇の香りに包まれて、夢心地。

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[Mme Gabriel Luizet](HP)。
蕾の形がコーンみたいに△。

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午前中より日差しが出てきました。
光があるとないとでは大違い。
でも、強すぎても良くありません。薔薇園は天候に左右されます。。。

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ガーランドみたいに花が連なってますね。ロマンティック!

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このアーチはもう2週間後くらいが満開かなぁ。

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八重咲きの芍薬。
真ん中のクリームイエローがきれい。

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閉園まで残り1時間といったところ。
段々、人も減っていい感じにまったり。

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ベンチの周りの薔薇も、開花まで2週間というところかな。

閑話休題。
ナショナルトラストの年会費って、ペア・家族割引などを考えると、
とても安いけれど、やっぱり高い(<どっちやねん!)んですよね。
ちょくちょく訪れる人にとってはかなり割安だけれど、めったに行かない人には
高い。
(2,017年3月現在、IndividualのAnnual会費=64.80GBP≒約9千円)

それでも、5回どこかに行く予定があるなら元が取れる値段ではあります。
(人気のあるプロパティの単発の入園料はだいたい12~15ポンドなので)

従って、ナショナルトラストを頻繁に訪れるのはやはり中高年から高齢者。
お金と時間に余裕があり、何かを学んだり、楽しんだりする意欲のある層です。
かつ、自家用車があることが必須。
ナショナルトラストのプロパティは公共交通機関でやって来る客層を考慮して
いません。(最近はサイクリスト用の柵は増えた気がしますが)
だいたいが、駅やバス停とはかけ離れた場所にありますし、プロパティに辿り
着いたとしても、そこから入口までが3~5kmあることも多々あり。

というわけで、NTにやってくるような若い家族やカップルは、ミドルクラス以上が
多いのも頷けます。
ここでは、騒いだり、無軌道なことをするような子供たちにはほとんど出会いません。
(小さい子供用にはプレイ・グランドなどのアクティビティの用意があったりする)

逆に言えば、現代のイギリスの子育ては日本のそれと比べてアメリカっぽい
というか・・・。叱らない子育て?放任主義?というんでしょうか。
小さい子供が我を通すためにキーキーキャーキャー叫んだり、座り込んで大騒ぎ
するような場面によく出会います。
最初、それらを見た時、私が児童書で馴染んでいた、

     「イギリスの厳しい躾け文化」

は嘘だったのか?!とびっくりしました。。。
戦前までは確かにとても厳しい躾けがすべての階級を通してなされていたけれど、
戦後、核家族・個人主義・クラス格差などによりどんどん躾が緩んで、今では
びっくりするほどのモンスター・ペアレントにモンスター・チルドレンが出来上がって
いるようです。
ちょうど、中国の「小皇帝」みたいなもんでしょう。。。

甘やかされた子供のまま大人になった人たちが、モンスペになる。(堂々巡り)

日本も対岸の火事ではないですが、日本社会は強度の協調性を求めるところ
なので、イギリスやアメリカのレベルまではいかないのかな・・・?
いや、私が縁がないだけで、日本でも巨大ショッピングモールなど、DQN
呼ばれる層が多いところではきっと阿鼻叫喚の出来事が頻発してるんじゃ
ないでしょうかね?安いスーパーとか、ヤンキーが多い地域とか。。。

・・・何の話だ?笑

そうそう、とにかくNTでは(おおむね)みなさま、ご機嫌で行儀が良いので
私はそこが気に入ってます。笑
たとえ、そこでは白髪頭のオジ・オバーズとしか出会わないとしてもね。
なごむんです。

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庭園に扉があり、鍵が掛けられる。
これは『秘密の花園』の世界ですよね。

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薔薇の香りは夕刻の方が強く感じるような・・・。

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ニゲラと芍薬。

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Tea roseの代表、[Lady Hillingdon]。
別名、「金華山」。

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[Ferdinand Pichard]、ブルボンローズ。

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薄いピンクに濃いピンクのブラッシュ。

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強い香りがします。

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朝は傘を差すほど天気が悪かったのに・・・。

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この青空!!

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多少、雲はありますが、明度が高い。

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再び、[Constance Spry](ER)に戻りましょう。

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株はだいぶ弱ったものの、この大輪!

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花付きの良さ。

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どの子(薔薇)をとっても、フォトジェニック!!

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まるで、アラーキー(?)が憑依でもしたかのように、撮って撮って撮り
まくるわたくし。

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いいよ、いいよ、ナイスだよ!

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う~ん、ビュリホー!

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いいね、きれいだよ~!

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しっとり。

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晴れてる夕方の、少し光線が弱まったような時間にピンク色を撮ると
本当にきれい。。。

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ふ~っ。
名残惜しいですけど、そろそろ出ますかねぇ。。。

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最後に真ん中の噴水を通りましょう。

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朝は雨でぐちょ濡れだったベンチも、今は乾いています。
ちょっと座って、と。

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この若い家族のパパ、悪いんです~!!

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ママと下の子の手前に小石を投げつけるんですよ。
水がジャボン!と跳ね上がり、二人は水をかぶるの。

当然、お兄ちゃんもパパを真似するわけで・・・。
この美しいママ、総計3名のムスコの世話をしなくちゃならない。大変!

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名残惜しみつつも、売店も覗きたいのでそろそろ撤収しますか。
屋敷に戻り、旧入口前のパルテール(刺繍庭園)を見下ろします。

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なんか、まだ「作りかけ」ですね。
以前はラヴェンダーとかが植わっていたような記憶。

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建物の横手から裏手へ回ると、このようなライム・ウォークがあります。

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真ん中(歩くところ)は入れないようになってるのが惜しい。

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屋敷の背後。

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右下の、ツゲで作られたトピアリーは馬房型?

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ライム・ウォークの反対側へ回り、そのまま芝のスロープを下へ降ります。

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屋敷の真後ろ。

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振り返ると、[Ha-Ha]があります。
これで家畜は入ってこられないはず。
(中には入って来るヤツもいます・・・その証拠に、●ンが落ちてました)

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こういうギリシャ・イタリアっぽい彫像は、[Grand Tour]に出かけた良家の
坊ちゃまたちが爆買いして、買い求めて来たものでしょう。
SelborneのGilbertWhite博物館の庭には「ハリボテ」の彫像が置いてあり
ましたっけ。

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不思議なトピアリー・・・ですよね。(^^;

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さて、この片隅に謎のChapel風の小さな建物があります。

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この小さな墓碑は人間のもの・・・ではなくて、

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1828年に亡くなったGMを筆頭に、お屋敷の歴代ワンコのものです。

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修道院の建材を使って、19世紀に建てられた[Summer House]です。

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サマーハウス・・・だからか、扉は付いていません。

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しかもとても狭い。椅子を2脚置いたらいっぱいになりそうです。

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ただ、裏に置かれた、

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こういうの(棺)、止めましょうよ!!(--;
まさか、使用品ではありますまいね??
(こういう古い石棺とかを家畜の水飲み桶に再利用とかしちゃうヨーロッパ人って怖い)

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こうして見ると、かなり部屋数があります。
公開されている部分はその内、ほんのわずかだけ。

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夜見たらきっと怖いシリーズ。
さて、だいたい見終わったし、川沿いに帰りますか。

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おっ!!
旅行前に、papricaさんに出されていた「イケメンを激写して来い!」という
無理難題にピッタリ☆彡の美青年を発見!!

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イタリア人みたいな、彫りの深い美形です。
後姿でわかるでしょ、そのイケメン度が・・・。
(イケメンは歩く姿も美しいのね)

しかし、あまりに足が速く、前からは無理でしたよ・・・。
あっという間に消えました。(--; 幻?

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柳と白薔薇の橋。

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藻を見れば、けっこうな流れの速さがわかりますでしょうか?

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本当にきれいな青空。

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白鳥は見かけによらず、凶暴で、ごうつくばりで、恐ろしい鳥です・・・。

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目を合わせちゃダメ。
エサねだられ、指までかじられるからっ。←経験あり

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テスト川は屋敷の端っこで堰き止められ、

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水量を調節して下流へ流れているようです。

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この遊歩道も以前はありませんでしたし、正面に見える建物も新築です。
左手がトイレ、右手がギフトショップ。真ん中がチケットブースです。
カフェもあったような・・・。

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ギフトショップの奥には、David Austin社のイングリッシュ・ローズが

    これでもかーーーーーっ!!( ̄Ο ̄)

とばかりに、売られていて壮観!

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大鉢に入ってる苗が、16ポンド。(≒2,000円ちょっと)

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今年の新作でも、18.99ポンド!(≒2,600円)

日本で買うと、倍以上しますから!!
うわーーーん、見なきゃよかった・・・。(;_;)くやちぃ

戦い済んで、日が暮れて。
17時過ぎに(やっと)Mottisfontを後にしました。
昔は6~7月辺りはスペシャル期間で、夜8時くらいまでいられたんですけどね。
私が訪れた6月は17時までしか開いていませんでした。

ナショナルトラストは年毎に、開園日、曜日、オープン時間が変わりますので
行かれる方は最新版をネットで確認してから行ってください。
「開いているはず」と思って行って、閉まっていた時のダメージたるや・・・。
経験した人しかわからない辛さです。笑

長くなりましたが、これにてMottisfont_2017は終わりです。
お付き合い、ありがとう。

2 Comments

Saori  

レポ記事お疲れ様でした~!
もう見どころ満載、読みどころ満載で、読む方は楽しいだけでいいですが、これは書く方は大変だっただろうなぁ、、、と想像しちゃいました(;'∀')
本当に真木さん、ここだけでNT1年分の会費分満喫したって感じだったんじゃありませんかー?!(笑)
それにしても本当年会費高いっすよね、、、我が家ファミリー会員なんで、家計にずしっと伸し掛かってきますよ。しかも毎年元取れてないし。もうほぼ寄付の為に会費払ってるって感じです。
今年はもうちょっと行かないとなぁ。

英国の躾問題>先日英国在住のとある方のブログを読んでいたら「親になるための適性検査をすべきだ」と書かれてました。
もう本当に納得ですよー
親があんなだから、子供は輪をかけてひどくなっちゃうんですよ、って思う事がすごくよくあります。
確かに日本は周りの目がすごいですからねえ、、、時々行き過ぎちゃうか、と思う事もありますが、あれがあるから、あの程度でとどまってるって部分もあるのかも。
こっちの人は他人の目なんてまーったく気にしない鋼の精神の持ち主ばかりですからねえ、、、私だけがイライラ、むかむかして胃を痛めているだけです( ;∀;)

2017/03/20 (Mon) 21:30 | EDIT | REPLY |   

真木  

ひーっ

つ、疲れました・・・さすがに長かった。笑

確かにここだけでNT1年分の会費の元は取ったかもしれない。。。
Saoriさんはすぐに元が取れそうな気がするんですけど、ダメ?
ロンドン市内にもNTの物件、結構ありますでしょう?
私はそちらには全然、行ったことがないんですけど。

最初に購入した時、たしか年会費30ポンドくらいだったんですよ~。
20年で2倍。
日本はデフレでモノの値段が上がらないので、余計にびっくりです。

躾の問題って、時代と共に変わりますよね。
私たち40代の子供の頃って、現代と違って親の権威がまだある方
でしたし。
今は、友達親子が主流なのかな。。。
叱らないだけじゃ、うまく子供は育たたないと思いますけどねぇ。
欧米では自分の子供を叩くだけで虐待とかで通報されますよね?
でも、男の子は特に時に身体で覚えさせないとダメな瞬間ってある
ような気がするんですけどねー。(--;

>他人の目を気にしない鋼の精神

まったくすごいですよね。笑
あそこまでわが道を貫けるのはある種、強さ・・・??
我々日本人には真似しようにも真似できませんけども。

2017/03/21 (Tue) 09:25 | EDIT | REPLY |   

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