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◆Mottisfont Abbey Garden in 2016(2)

2016年6月のイギリス旅行記より。

ナショナルトラストの[Mottisfont Abbey Garden]の続きです。

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薔薇園にはさらに奥にもう一区画ありまして、こちらは主にオールド・ローズの
コレクション(NTに貢献した庭園設計士であり、オールド・ローズのコレクター
でもあったGraham Thomas氏の)で有名です。

1960~70年代、オールド・ローズは当時流行していたハイブリッドローズに
押されて、「古臭い」「ださい」とどんどん隅へ追いやれていました。
そんな風潮に棹を差し、オールド・ローズの素晴らしさを守ろうとしたのが
トーマス氏です。
氏の尽力により、貴重なオールド・ローズのコレクションがこの地に残り、
彼はオールド・ローズの守護者として不動の名声を得ました。

現在流行している、モダン・ローズ(フレンチ・ローズやイングリッシュ・ローズ)は
オールド・ローズのコンセプトやエッセンスを生かしつつ、モダン・ローズの特性
(四季咲きなど)を持たせたものが多いです。

イングリッシュ・ローズの作出家である、David Austin氏はトーマス氏へ
[Graham Thomas]という名の、黄薔薇を捧げています。

オールド・ローズでは黄薔薇はありえません。
オールド・ローズ愛好家のトーマス氏へ黄薔薇を献じたオースティン氏の
心意気をトーマス氏は受け取ったそうです。
二人はオールド・ローズを愛する心を共有していたからです。

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手前の黄色いのが、[Graham Thomas]です。

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それでは奥の薔薇園に入りましょう!

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スタンダード仕立てがオールド・ローズにはよく合います。

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足元にはこんな可憐な原種系白スミレが。

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この辺りのコンパニオン・プランツは紫が多く、ネペタ、アリウム、アイリス。

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ペンテスモンも。

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暖かい壁に誘引されているのは、[Souvenir 'de Madame Auguste Charles]。

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かなり、退色していますねぇ。もっと鮮やかなピンクです。本当は。

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こちらは、[Gloire d'un Enfant d'Hiram]?

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白いクレマチスの横にはまた別の紅薔薇。

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[Ards Rover]。
この辺は数種のオールド・ローズ(ブルボン、ティー、ポートランドなど)を掛け合わせた、
ハイブリッド・パーペチュアル・ローズです。

オールド・ローズの美しさと香りを生かしつつ、一季咲き(春しか咲かない)ではなく、
四季咲き(春~秋に咲く)にする改良を試みたもの。
19世紀末から20世紀初頭に多く作出されています。

このムーヴメントが後に、ハイブリッド・パーペチュアルとティー・ローズを掛け合わせた
ハイブリッド・ティー(HT)・ローズへと続きます。

ややこしいですね。(^^;
D.Austin氏のサイトからこの画像をお借りします。

rose_histry22.jpg

薔薇には人間より立派な家系図(?)があるんですねー。
驚きですねー。
覚えきれませんねー。笑

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白薔薇。
[Gloire Lyonnaise]。

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この奥の庭の真ん中には王冠をイメージしたサークルがあって、そこには
ピンクの薔薇と、アーチに沿わせたガーランドみたいなつる薔薇も植えられています。

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この薔薇は棘がない。

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しかも、この大きさ!!
5mくらいはありそうです。
なんでしょう?

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[Lykkefund]ですって。

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櫓のようなものに白薔薇、手前に鮮やかなフクシアローズ。

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すごい巻きです。
たぶん、花弁は一つの花で200枚はあるでしょう。

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『不思議の国のアリス』に出てくる、赤薔薇と白薔薇の庭園みたいですね。笑

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ペンテスモン。

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おお、晴れてきました・・・!

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まだ不穏な雲は残っていますが、明らかに晴れて太陽の光が。。。

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小道のヘッジに使われているのはラヴェンダーですが、まだ早い。笑
全然、咲いていません。7月にならないとねぇ・・・。

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先ほどまでの雨で、花はともかく葉っぱはフレッシュに。

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こういう清楚な薔薇、好きです・・・。
[Snowdrift]とありますが、明らかに違う・・・。
これはきっと[Goldfinch]だと思うけどなぁ。

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あ~!!
前回から名前が出てこない、アレですよコレ。。。

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滴がきれいに映ってる。さすがいいカメラに変えただけありますね。笑

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これは[Pink Gruss an Aachen]。

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デリケートな色合いです。

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ここは薔薇を低く、樹高が高くならないように設えています。

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お名前不明。

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樹形はこんな感じです。

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薔薇の名前の特定はとても難しいです。
似たような薔薇が多いこと、花の色、形、巻き、香り、花付きの種類、
葉っぱの形状、縁の形状、照葉か銀葉か、照りなしか、棘はあるかないか、
などなど。

たまに素人目に見ても、「これは違うんじゃ・・・」という名札が付いているのは
そんなことも関係しているのかもしれません。

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さて、白いベンチの[Constance Spry]と対称的配置された木のベンチと
黄色い薔薇です。

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う~ん、この薔薇も数年前に比べるとかなり株が弱ってますね。。。

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[Crépuscule]です。ノワゼット・ローズ。

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ここでもおぢさんが写真を撮ってくれました。笑
・・・曲がってるけどね。
まぁ、いいか!

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[Laure Davoust]です。

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これは・・・なんでしょう?

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外側が赤くて、真ん中は黄色の、棘のない薔薇。
[Double Delight]・・・かなぁ?
たぶん。。。

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ふぅ。
疲れたでしょう?
私も疲れました。笑

ただし、薔薇園、まだまだ続くよ・・・!
私、ここに7時間くらいいましたから・・・・・・・・!( ̄‥ ̄)=3

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