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◆Scotney Castle

2016年6月のイギリス旅行記より。

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この日はナショナルトラストの超人気プロパティ、[Scotney Castle]へ
参りました。
写真はお屋敷(New House)の裏側。

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そこから眺める、一面のmeadowはデイジーでいっぱい。

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隅っこにはサマーハウスとプール(・・・使用できる季節があるとは思えないけど!)
廃墟。
大勢の人間が働いている時代にはこの辺りもきちんと下草が刈られて
いたのでしょう。

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鮮やかなセントランサス(ベニカノコソウ)越しに。

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この噴水にはかわいい彫像が。

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猫好きで有名だった最後のオーナー、Elizabeth Husseyの90歳の
誕生年に、彼女が愛したビルマ猫の"Minou"たちをモデルに彼らの
思い出のために作製されたそうです。
襟のベルトに名前が付いています。
金魚でも狙ってるのかな?

Scotney Castleの来歴を簡単に説明すると、まずは現在メインの屋敷と
なっているのは1830年代に新築された"New House"と、谷を下った
低地の人口湖に浮かぶ"Old Castle"の2つが存在します。

元々この旧館は12世紀に記録に現れ、随時増改築されていきます。
カトリックが弾圧された16世紀にはカトリックの神父を匿う"hole"も
建物には残っています。

Darrell家が350年に渡って屋敷を保持した後、18世紀末にEdward Husseyが
地所を購入します。
そして同名の孫が、この古い屋敷に住むのを止め、高台に新たな屋敷を
建設します。建材は旧館のものを使用して。
なので、現在残っている旧館は廃墟の雰囲気なのです。
全部建材を使うのではなくて、ガーデン・オブジェとして、古い屋敷をあたかも
廃墟のようにして庭の飾りとして残したのです。
とてもロマンティックで、当時流行した廃墟趣味の影響があったからでしょう。

ちなみになぜ新館を建築したかというと、地所を購入したEdward氏とその息子が
相次いで亡くなった原因が、旧館の空気の悪さにあると未亡人が考えたため
のようです。
実際、旧館は湖に面していることもあり、冬場には寒くて湿気た最悪の環境
だったようです。それに加えて、古い時代の建築だったため、ベッドルームが
少なく、家族は部屋の割り振りに難儀しました。

1843年に新館は住めるようになり、Edwardはそこで10年間独身生活を
送ったのち、"Clive of India"のひ孫であるHenriettaと結婚して、6人の
子宝を得ます。

屋敷の最後のオーナーであるChristopher Husseyはその長男です。
彼が1970年に亡くなると、地所はナショナルトラストに寄贈されました。
しかし、存命の夫人は新館に住み続けたので、こちらは長らく非公開でした。

夫人のBettyが亡くなったのはつい最近、2006年のこと。
その後、2007年から新館は一般にも公開されることになります。

ちなみに、新館の内いくつかのフラットは賃貸としてナショナルトラストが
貸し出していて、80年代~90年代にはサッチャー首相も政治の世界
から逃れて、こちらで週末を過ごしたこともあるそうです。

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こちらは屋敷のそばにある、ロマンティックなテラス。

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見事な紅葉やカエデ越しに旧館が見えます。

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眠れる森の美女がいそうな、そんな雰囲気。

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日本的な樹々が植わるロックガーデンもありますし、春から夏にかけては
大きな大きな西洋石楠花(ロードデンドロン)も花盛り。
これこのように、大きいんですよ。
一房が人間の顔くらいあります。
私はね、苦手です、この花・・・。見事だけど、けばけばしいんだもの。。。

と、いうわけで。

とりあえず、屋敷の中を探検してみましょう!!
実は私、屋敷内は初めてです。
これまでこの庭に来たのは2007年以前だったもので。
つまり、10年以上ぶり(!)ってことか。

以下、続きます。

| UK_2016 | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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