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■Thirsk

ヘリオット先生の物語の舞台はDarrowbyですが、これは彼が実際に
住んでいたThirskを元にしています。

ThirskはDomesday Bookに二度も記載のある、古いマーケットタウンです。

ロの字型の広場を中心にした、小さな小さな田舎町ではありますが、
ホテルは2軒もありますし、パブは3軒、小売りの様々なお店もカフェも
あります。
(私はここのチャリティーショップで本を買いました!)



ここはヘリオット先生、もとい、J・A・ワイト氏が結婚式を挙げた教会、
[St. Mary's Church]です。

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身廊(nave)です。
柱の上に黒いHatchment(忌中紋標)があるのがわかりますか?
これは土地の有力者Bell家のものが多いそうですが、出口の上に飾って
あるのはGeorge3世のRoyal Armes(大紋章)ですって。
※忌中紋標とは葬儀の時に屋敷の門に掲げ、教会での葬儀が終了後、
教会に飾るものです。

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それにしても、小さな町の教会にしては壮麗で、大きい教会ですね。
1430~1480年頃に創建され、その垂直なゴシック的外見から、
「北ヨークシャーの大聖堂」と称されたそうです。
(ただのparish churchなんですけどね)

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これは教会創建時からのものだそうで、くぐり門付きです。

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椅子の彫刻なんですけど・・・。

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馬、ですよね?

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なんかもう、冗談としか思えない下手くそ加減!←褒めてます

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ライオン・・・でしょうかね?
ちゃんと、オスの象徴が。笑

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立派なパイプオルガンがインストールされています。
ヘリオット先生、もといワイト先生たちの結婚式でも壮麗な音が響いたの
でしょうねぇ。

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パイプ自体は19世紀くらいのものでしょうか。
鍵盤やストップ(音色を変えるボタン)は新しいです。

160426-11.jpg

じろじろ見ていたら、オルガニスト氏が戻ってきて、色々教えてくれました。

160426-12.jpg

私はオルガンは弾けないなぁ。
特に足を同時に使うなんて、絶対無理。

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船底天井の高い空間に清澄な音が響きます。
うっとり。

すると、オルガニストと話していた私に気付いて、教会賛助の方が
「この教会には3匹のネズミと2匹のカワウソがいるんだよ。探してごらん」と。

最初は1人で探しましたが、無理。
広すぎ!

泣きついたら、案内してくれました。笑

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説教壇の片隅に1匹目。

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ふむふむ。こういうネズミなのね?

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案内板の足元にもう1匹!

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故人の記念碑にも1匹!

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小礼拝室の案内板には・・・

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おお、これはOttar(カワウソ)?

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そして、ここにも・・・。
わかりにくいですけど、カワウソって平たい大きな尾っぽなんです。

これらは教会からほど近い、Kilburn村にある[Mouseman]という
有名な家具ファクトリーの職人さんの彫ったもの。
そのファクトリーは「樹木の王様」と言われる、イングリッシュ・オークを
使用した、高級家具を作っていて、その家具には職人さんの印として
かわいいネズミが彫り込まれているんです。

どんだけ高級家具かというと、小さなペン・トレーがな、な、なんと!
460ポンドもします!!(@@; えーと、7万4千円?!Oh dear...

これはRobert Thompsonのトレードマークで、彼は元々は車大工の
家に生まれ、村で頼まれる家具仕事をこなしているうちに、牧師に
教会の家具を頼まれた際にサイン代わりに彫ったのがネズミらしいです。
英米の人がよく使う言い回し、“We all as poor as church mice”から
とったマークだそうです。当時の職人さんは貧しかった。

ヨークシャーの超有名ティールーム「Bettys」でも、このMousemanの
木彫トレーを使っていて、お店でも見られるかも。

160426-14.jpg

このタワーは80ft(つまり24m)もあります。
しかし、墓地の盛り土の方が気になるわ・・・。
中世の黒死病の前からある教会ですから、当然ここでも多くの死者を
葬ったことでしょう。墓地が他より高くなっているのは埋葬した数が
多いことの現れと聞いたことがあって、ちょっと怖い。

| UK_2015 | 00:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは~気を抜いたらすでに記事がもうアップされてる~!
でも考えたら次のご旅行まであと約2か月ですものね。
時間が経つのってホント早いですね。
前記事との関連で、ヘリオット先生って今でも英国では根強い人気ありますよね。私は本は読んだことないんですけど、ドラマはちょこっと見たことありますよ(多分オリジナルの古い物ではなくて、ヘリオット先生のモデルとなったご本人の生涯をドラマ化したものだったような気がします)
教会のお話が面白かったです。マウスマン、知ってますよ~TVでよく見るので、私も実物見てみたい、、、といつも思っているのですが、なかなか見かけません。多分私が行くアンティークのお店が南方面に偏ってるからでしょうね。やっぱり北の方が出遭う確率が高いようです。
最近はマウスマンの相場、ちょっと下がってて灰皿くらいの大きさの商品だと、運が良ければ40ポンドくらいで手に入れられるそうです。それをTVで見てからどこかで出会わないかなーと取らぬ狸の皮算用してるんですけど(笑)そんな不純な動機だから出会わないんでしょうね、きっと^^;

↓ランチの記事飛ばしてみてて、さっき気づいたんですが、やっぱり日本の食レベルって高いなあ。こういうのが食べたいんですよ。お値段も手頃で美味しいって素晴らしいですよね。ああ日本のご飯は最高だ!

| Saori | 2016/04/26 17:36 | URL | ≫ EDIT

気合い入れてます!(押忍!)

ふふふふ、Saoriさん、次の旅行までは1ヶ月ですわ。(´ー`*)
6/2に旅立ちます!
なのになのに。
なんですか?昨日は雪が降ったとか・・・。<ロンドン
だ、大丈夫なのかロンドン。
薔薇は?!
こちらは昨日は25度超えの暑さ。
薔薇の蕾が上がり、もうまもなく咲き出しますよ。

Saoriさん、ヘリオット先生はお勧めですよ~。
「生き物たちよ」はお子さんに特にお勧め!
マウスマンは素朴でどっしりとして、まさしくイギリスの家具と
いった雰囲気でよろしいんですけど、お値段がかわいくない。
やはり、南のマーケットには出回りにくいのかもですね。
私は家具系のアンティークセンターは行かないので、見たこと
ないです。しかし、灰皿程度のもので40ポンド・・・。汗

ランチ、最近同僚と自転車で遠出して世田谷近辺を周ってます。
さすが、住宅地。いい店が点在していますよ。^^
安くて美味しくて、お店が清潔なら文句ないです。←注文が多い

またご紹介(自慢?)しますね。^^

| 真木 | 2016/04/27 09:39 | URL | ≫ EDIT















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