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♪水の都の音楽家

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ふふふふふ。
ついにやってきました、あのお方の日本ツアー!!
2年に一度なのです。
東京近辺ですと、この4公演。
わたくし、何か月も前より入手して楽しみにしておりました。

さて、早速10/21のトッパン・ホールから。

このホール、凸版印刷さんの本社ビル。
いわゆる、バブル期に流行ったメセナ的なホール?
400席ちょっとだし、ステージと客席は近い。音響も悪くない。
ただ、傾斜がフラットなので、前の席に座高の高いオッサンが座ったり
すると何も見えない・・・。

しかも、もう一つ言わせていただくと、飯田橋駅と江戸川橋駅の真ん中
辺りに位置して、すごーーーーく遠い!!
首都高の高架下を延々歩くので、夜は女性にはちょっと怖いくらい暗い。

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それはともかく、まずは夕食です。
江戸川橋駅で降りて、商店街の真ん中のマクロビ系の店で。
不愛想なおばちゃんさえ気にしなければ・・・まぁまぁ。

お腹を満たした後、暗い夜道を10分も歩くとホールです。
なんとかならんものか。←タクシーに乗りませう

会場は熱気でむんむん!
バロック系のコンサートは日本では珍しく男女比が逆転するんですよね。
今日日、どこへ行っても女性ばかり!!なのですが、バロックコンサートは
男性・・・というか、枯れた男性率が高い。笑
あと、ご夫婦。
それから、中高年の女性連れ。←天敵
今夜も悩まされましたわーー(--;
私の席の後ろの女性二人組、音楽を聞く姿勢がなってない。
何度も何度も脚を組み換えては、私のバックシートを蹴る。
がさごそがさごそ何かをいじる。モノを落とす。ふぅ。
挙句、咳を止められず、演奏中に外へ飛び出す・・・・。やれやれ。

当夜はいつもはバロック・ヴァイオリンのGC氏が、珍しくモダンで演奏。
フォルテピアノの女性はこれまで10年近く聞いた中では今夜が一番出来が
よかった。
なんか、一昨年までは「マエストロとその弟子」という力関係がすべてを
表していたけれど、今回は対等だった。
いつもはフォルテピアノの彼女が今夜はモダンピアノだったのもあるのかな?
フォルテピアノは難しいもんね・・・。特にGC氏みたいなカリスマと一緒だと
いろいろな意味で弱いというか。負けちゃうのよね。

で、私の苦手なモーツァルトとかストラヴィンスキー(もはや好きも嫌いも超越、
眼中にない作曲家)、シュニトケ(・・・)というなんだかよくわからないラインナップ。

感想は・・・。うーーーーーん。

やっぱり何かが違う。
むろん、楽しんだけど。
GC氏って、ソロよりアンサンブル派なんだと思う。
音楽って、一人でやるより、色々な人色々な楽器と合わせた方がずっと
面白くなる。彼はきっと音楽も好きだけど、人間も好きなんだと思うな。
「俺だけを見よ!」というタイプの演奏家は私は大の苦手なもので。

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恒例の演奏会後のサイン会。
地道な活動に頭が下がります・・・。

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アンコールに応えるGC氏。・・・はいいとして。
ピアノ嬢はたいへんだった~~!!
指が死んだと思いますよ。ヘロヘロってた。

さて、次は10/23。同じくトッパンホール。

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今度も江戸川橋駅で降りて、マクロビ系のデリの店へ。

とても美味しかったけれど、お店の女の人はものすごくいけずだったわ。
ツンツンしてて、客商売の人とも思われない。。。
居心地悪すぎ。

英気を養って、暗い夜道をトッパンホールへ。

今夜は勝手知ったる水の都の楽団と共演。
楽しみです♪

第一曲目はジェミニアーニ編曲のコレッリの[La Follia]。
これだーい好き。
ピアノ編曲で弾いたこともある。
23もの変奏曲+コーダで終盤は指がへろったっけ。

これはVBOのコンマス氏がソロを取ります。
手堅いけど、色気はあまりないんですよね。まじめな北イタリア人という
感じ。

イタリアって、大きく分けると二つの国。
ナポリを代表とする南部と、ミラノ~ヴェネチアを代表とする北部と。
これはもう、まったく別物です。
私たち日本人の多くは南部のイタリアをイタリアのイメージにしている。
けども。
実はそれは一面でしかない。

北部のイタリアは哀愁のある軽やかさ。
まじめさ、頑固さ、勤勉さはドイツ・スイス・オーストリアに近い北部的特性。
でも彼らのように暗さ一辺倒でも融通の利かないというわけでもなく・・・。

VBOって、私にとってはすごく和む。
前へ前へ出すぎる鬱陶しいラテン系ではなく、暗くて重くて眉間に皺!的
北ヨーロッパの禁欲系でもなく。実に絶妙な調和。

特に中低音部の支持力がすばらしいと思う。
リュートとチェンバロ、ビオラとチェロ、コントラバス、もちろん1stと2ndの
ヴァイオリンも、ソリストを引き立てつつ、縁の下の力持ち具合を
楽しんでる。いやいやだったり渋々だったり、じゃない。
チェロの二人とリュートのおぢさま、楽しそうだった~!
にこにこ微笑みあったり、ある瞬間には顔を見合わせてニヤリ、とか。
本番の時にマエストロが弾けちゃったり、練習より思いのほか良かったり、
練習とは違う想定外があったり。
やっぱり、舞台って瞬間芸術なのよね~~っ!
一回一回が貴重な経験なの。
二度とない、一期一会なのよ。演奏者にとっても、聴衆にとっても。
だからこそ、私はLIVEが好きです。

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この日のプログラムはBプログラム。
ヴィヴァルディとバッハのみ。
特にヴィヴァルディのヴァイオリン・コンチェルト ホ短調 RV277 《お気に入り》が
よかったな。
GC氏はけっこう日によって違う方(?)なのですが、これはけっこう渾身だった。

続くバッハは・・・うーん、私はGC氏とVBOはやっぱりオール・ヴェニス・プログラムの
方が合うと思うなぁ。バッハは、私も嫌いじゃないけど、軽妙さがねぇ。。。
曇天多めっちゅうか、うーん。

先日、私の後ろにいた中高年女性二人組、今度は隣の席でした・・・がくっ。
観劇のマナーがなってない人は来ない方がいいよ。

アンコールはこの日も大判振舞い。
チェンバロの女性、小柄なんだけど活力があって好印象。

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GC氏と♪
ほんと、お疲れ様です。
でもこういう一瞬をファンはとてもうれしく思うものなんですよね。
外国だと、楽屋へ押しかけるんでしょうけども。

さて、次は10/28。今度はうってかわって大都会、永田町の紀尾井ホールにて。
トッパン・ホールと同じくらい夜道を歩くのに、なぜかちっとも嫌じゃないのは
ホテル・ニュー・オータニやお濠や上智といった、良い雰囲気の土地柄を
歩くからでしょうか?笑

この夜は、前回とは違って、ヴィヴァルディの最初のコンチェルトがものすごく
荒れ荒れでした・・・なぜ?!
出だしからヤバかったけど、後半まで一貫して粗かった。。。
続くバッハも出だしこそ荒れ気味だったけど途中から落ち着いて来た。ほっ。

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この日のアンコール。
四季を弾くと会場が納得するよね。笑
これで、彼らの日本ツアーは終了。明後日からは韓国で2公演あるらしいです。

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サインの列はえらい長かった~。
お疲れ様です、マエストロよ。

帰り路、前を歩く一団を見ると、リュートのおぢさまとビオラのの女性陣
ではないですかっ。それに日本人関係者の方々。
[AUX BACCHANALES]のテラス席に吸い込まれていきましたよ。
いいなぁ。私も参加した~い!

ところで。
彼らの東京での公演は全部で4回ありました。
なのに、私は3回しか行ってません・・・。

実は。

    日付を勘違いして、1公演無駄にした!!

のでした。がっくし。_| ̄|○ il||li
次は2017年か~。
楽しみだけど、だいぶ先なのね~。(;´Д`)

| My life | 00:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは。文化の秋ですねえ。
好きなアーティストのリサイタル、盛り上がりますよね。
いいなぁ、、、もう何年もそういう気持ちからかけ離れた生活を送っていますよ。
ヨッヘン・コヴァルスキーと言う歌手が好きで、日本公演があると駆けつけたものでした。今彼は一体どこで何をしてるのやら。
真木さんもお好きな方の演奏をたっぷり聞いて、きっと英気を養われたのではないかしら。
これからの寒い季節も頑張れそうですね^^
マクロビのお店、ご飯はとっても美味しそうなのに、何故その店員の残念な態度なんだ~~~!と読んでいて私もガッカリです。

| Saori | 2015/10/29 19:59 | URL | ≫ EDIT

そういう気持ち

って、大事ですよね~!
ときめき?
胸がわくわくする感じ。
アドレナリンが湧いて出て、終演後、幸せな気持ちで家路に
つけるような。。。

これから、寒くなるこのシーズン、日本ではクラシックや
バレエの公演が増えて嬉しいです。年明けにはパイプオルガンの
コンサートにも行く予定です。楽しみ。

Saoriさんもお気に入りの歌手がいらしたんですね。
ロンドンなんかだとコンサートが多そうですけど、やっぱり
夜出かけるのはなかなか難しいですよね~?

マクロビのお店、本当に接客が残念でした。
せっかく美味しいものを作ってもあれじゃあねぇ・・・。
本末転倒な気がします。

| 真木 | 2015/10/30 10:39 | URL | ≫ EDIT















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