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◆Westbury Court Garden(4)

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しつこく、【Westbury Court Garden】の続き。

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Water gardenですから、水辺がメインだけど、周囲にはなかなか
面白いものもありました。

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Parterre花壇の手前には果樹園。
ここの樹木は、山査子(さんざし)。

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ちょうど満開でした。

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山査子はバラ科です。
見てお分かりのように、梨や桜もバラ科なのでそっくりですね。

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復元された花壇。

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コンパクトですが、手入れは大変。

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ここはキッチン・ガーデン。
フランス風に言えば、ポタジェ(Potager)。

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アーティチョークやフェネル、ルバーブなんかが植えられています。

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スグリも生ってた。

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庭の囲い地の外には毛刈りされた、寒々しいコたち。

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庭の一番奥には大きな大きな樹が鎮座しています。

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ちょっとこの迫力、写真ではとてもわかりにくいですよね?
周りに人がいれば、その巨大さもわかろうってもんですけど、このお庭、
基本的に人気がなく。。。^^;

この樹はなんと樹齢400年の常盤樫(Holm Oak)です。
1580年には存在を確認できたそうです。

ただ、不思議なことにこの樹、前述のKipの版画には載ってないのです。
ま、絵の作成当時は幼木であった可能性もありますけどね・・・。
ものすごく不思議です。

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不思議と言えば、庭の片隅にウサギ小屋がありまして。
このようにかわいらしい、何も考えていなさそーな(笑)うさぎちゃんが
2、3羽飼われていまして。その説明書きによると。

    今日、Rabbits(アナウサギ)は農業における災厄とみなされている。
    ※古英語ではアナウサギはConeys、彼らの中の赤ん坊のみRabbitsと呼ばれた
    そして、彼らがイギリスに古来より生息したものではないということは
    あっさりと忘れ去られている。

    食料と毛皮を使うために、ノルマン人がイベリア半島より連れて来た。
    (もしくはローマ人がという人もいる)

    当初、アナウサギは捕食者や略奪者に備えて、大事にされ守られた。
    corney garthやconeyriesと呼ばれた壁で囲まれた場所、もしくは
    濠で囲まれ、pillow moundと呼ばれた飼育所で飼われた。

    アナウサギたちは専門のウサギ飼い(warrener)と呼ばれる人間に
    大事に育てられた。

    食事に対する価値のある追加として、アナウサギを飼う権利は領主の
    特権であった。
    逃亡ウサギは18世紀の農業改革後に野生で生きのびた。
    それは冬場に彼らが食べることができるエサが利用できるようになったからだ。

    普通の人がアナウサギを狩ったり殺したりすることが合法となったのは
    19世紀も半ば以降だった。

    ここに復元されたアナウサギ飼育小屋は1700年代のWestburyのそれの
    1/7のサイズのものである。
    オリジナルの小屋は現在のサマーハウスとWalled Gardenの正面にあった。
    三方をT運河の水で囲まれ、残りの一方は物理的な障壁でまもられていた。
    
    1715年にMaynard2世によって庭が改築された際、アナウサギ小屋は撤去され
    サマーハウスとWalled Gardenを付け足した。

ふーむ。
なるほど。
まず、アナウサギ(rabbit)と野ウサギ(hare)はまったく別物と考えなければ
ならないですね。ここの図はわかりやすいカモ。
Hareはデカイ。ワラビーかカンガルーみたいな感じ。
Rabbitはハムスターかリス、あるいは猫っぽい。丸い感じ。
どちらが美味しいか。
一目瞭然な気がする・・・笑

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さて、そろそろこの庭園を引き上げましょう。
引き上げる前に、屋敷があった以前(13世紀終わり頃)からある
【Church of St Peter and St Paul】へ。

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ステンドグラスは新しいね。

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こちらは洗礼盤。
おおもとはノルマンのシンプルなものだったと推察されますが、
土台にのちの時代の彫刻が彫り込まれています。

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coats of armsだ~。

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1583年とあります。
さて、だーれだ?
もちろん、Elizabeth1世時代です。(キッパリ)

この教会、十字軍戦士のダブルクロスがポーチに彫ってあったりするらしいです。
見逃しました。。。

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外へ出て恒例の(?)墓石watch。
地方の石工って、決まった人しかいないだろうから、墓石のデコレーションを
眺めると「あ、これは同じ人が彫ったな・・・」というのも見えてきます。

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1686年に亡くなった方の墓石。
330年前かぁ~。
日本の墓石より、外国の墓碑は字が残ってるのはアルファベットのせいかしら。
漢字は削れてしまうと読みにくいものね。

というわけで、このプロパティはこれで終わります。
長かったなー。

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