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◆Broughton Castle(2)

Broughton Castle】の続き。

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お庭へ。

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建物裏側の、Walled Garden。

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刺繍庭園(Parterre)と呼ばれる、ツゲで囲んだ花壇があります。

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こう、無理やり言うことを聞かせるような仕立てっぷりが私の好みではない。
大リーガー養成ギプスみたいな?

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表側は白い石なのに、裏側は煉瓦ってよくあるパターン。

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素顔と化粧した顔、みたいな感じ?

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ジギタリス(ピンク)とアリウム・ギガンチューム。
獰猛な感じ。

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季節がね、薔薇にはちょっと早くて。。。
ライラックが盛りでした。

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ここも薔薇が咲いていたらすばらしかったでしょうねぇ・・・。

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壁を潜ると、お濠(moat)。
ヨーロッパの川岸は増水時を想像するとゾッとするような喫水。

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壁を川岸から眺めて。

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このゲートの先にはHa-ha(動物除けの空堀)があるので、羊とかは
庭へは入って来られないハズ。
たまに糞が転がってますけど。

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外壁沿いにはながーいHerbaceous Borderが。

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少しだけ、薔薇も咲いていました。
藤は終わりかけ。

さて、Gatehouseを潜り駐車場へ向かうと右手側にParish churchがあります。

《St Mary》教会。

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創建はお城と同じ時期、14世紀です。
(お城と同じ建材、様式であることからその年代を知ることができるそうです)

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これはきっと、「受胎告知」のシーンですね。
大天使ガブリエルが、処女マリアに告げる・・・

   《マドモアゼル・マリー
    あなたは懐妊あそばした
    あなたは夫もないくせに
    男のお子さんをお生みになる。
    大きにお邪魔さまでした、
    ごめんあそばせ……。》
    こう言って天使が帰ってしまいます。

    窓からいきなり不躾に
    ものを言うこのやり方が
    恋は如何なるものなるか
    知ってみたいと思ってる
    娘をいささかおどろかす。

    雪が消えるようにして
    天使の姿は消え失せて
    また天国へ行っちまう。
    さすが娘は恥ずかしく
    両手で顔をおしかくす。


面白い語りでしょ?
ジャン・コクトーの詩を堀口大學先生がお訳しになったものです。


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黒枠の大きなひし形のプレートは葬儀の際に住居に掲げるhatchmentです。
Funeral achievementとも言うわね。日本語で言うと、「忌中紋章」。
ここのやつは、17世頃のものみたいです。

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城主一家(Lord Saye and Sele家)の墓石が多いです。当たり前だけど。

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これは Sir John de Broughton (1315死去)の墓碑。
この教会を1306年に創建した人物です。
19世紀になって、「中世風に」彩色されたそうです。
ま、確かに往時はこんな感じだったことでしょう。

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こちら、どなたかわからない騎士さま。
あっ
お顔が向こう側だったわ。

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はい、お顔ですよ~。
枕元には天使が、

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足元にはライオンが鎮座。

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こちらのレディはどなたか不明ですが、すばらしい柳腰ですね。

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裾にはかわいいワンコ。

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なんとなく新し気。

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こちらはSir Thomas Wykeham (15世紀に死去)とその令夫人の墓碑です。

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ぎゃっ
細目、開いてる!怖いのよ!

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足元には巻き毛のライオン。ウーッ

なにせ駆け足だったもので、全然見終わらず。
次回訪問時に詳しいことは調べましょう・・・。

切れ切れの情報を付け加えておくと・・・。

浩宮皇太子がOxford大留学中に、こちらの男爵家に何度かご厄介に
なったとか。
天皇陛下と皇后陛下もその後、滞在されたとか。

だけど、この屋敷、たしかたしか、「イングランド内乱」時代は議会派の
本拠地だったはず。(つまり、反ロイヤリスト)
いいんですか? いいんですかね・・・。

屋上へ出る途中に、内乱時代に使われた砲弾が展示されてます。

その内乱時の当主は第8代Saye and Sele男爵であるWilliam Fiennesで、
彼は初代Saye and Sele子爵を創設した人物であり、また、頑なな
ピューリタンであり、チャールズ1世からは「Old Subtlety(古狸)」という
あだ名を賜るような人物でした。

内乱時は敵・味方が時期や主張により入り乱れて、複雑なんですよね~。
これは勉強するべき課題だわ。

というわけで、今回はこれで終わり☆

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