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◆1403年7月21日◆Battle of Shrewsbury

ShrewsburyのB&BのEdward氏に、

「君は歴史好きだよね?(←見破られてる!)
そんな君が絶対に行くべき場所がこの近所にある。
ぜひ行くべき!」

とプッシュされたのが、ここ。Battlefieldというところです。
以下はEdward氏が身振り手振り、口真似までして説明してくれた話。

◆Battle of Shrewsbury(シュルーズベリーの戦い)◆

今を去ること600年前。
1403年、7月21日の暑い日に戦いは行われました。

前段階として、シェイクスピアの『ヘンリー4世』はご存知でしょうか?
Henry Bolingbroke(後のヘンリー4世)とノーサンバーランド伯家は最初は
同盟関係にありましたが、そこに友愛関係はありませんでした。
彼らの間にあったのは、ひとえに「権力と金」をめぐる現実的な欲望のみ。

ヘンリー・ボーリンブロークが即位後(1399年)、スコットランド遠征までは彼らの
利害は一致していましたが、ノーサンバーランド一族は国王に2万ポンドの負債
の精算を要求しました。しかし、国王には原資がなく払えません。
その後はノーサンバーランド家の強大化に危機感を覚え、彼らを冷遇します。

これに腹を立てたパーシー親子は国王を見限り、ウェールズ反乱軍と結託します。
Shrewsburyには当時、国王の16歳の息子ハル(後のヘンリー5世)がいました。
弱小な兵力しかなかったので、彼は父親に助けを求めます。

   「パパー! パパー!!
    Help me~~っ!!」

そこで、パーシー家の息子、通称Hotspur(向こう見ず・短気者)が反乱軍と
合流する前に戦いを始める戦法が取られます。
戦力が集中する前に孤立した軍隊を叩く。

かくして1403年7月21日の暑い日に、戦いは始まりました。
来るべき百年戦争を予感させるような、大弓を使った初めての戦争でした。
それまでは騎士が名乗りを挙げ、剣技で戦うような時代でした。

Hotspurは鉄でできた重装の鎧を装着していました。
暑い日のこと。
息ができない彼は、面オモテを開けていました。
そこへ、運命の大弓が刺さり即死。

かくて、シュルーズベリーの戦いは「騎士の時代の終わり」を告げる戦いと
なったのです。

面白いのは、勝った側の反応。

Hotspurの亡骸はいったん、ウィット・チャーチに埋葬されました。
しかし、まもなく棺は掘り返されてシュルーズベリー市内で晒され、
そののち亡骸は分割されて、四肢が別の城市に送られ、頭部は大逆罪相応
の扱いとして、YORK市内のミクルゲート・バーにさらされました。
この刑罰は、王権に対する最大級の罪であることを示しています。
たとえ、罪人がすでに死亡していても、「四肢切断+さらし首」が
大逆罪(high treason)の定番でした。

ところがヘンリー4世は気持ちの弱い国王で、一度はHotspurを始め、敗残の
将の首をシュルーズベリー城にさらさせますが、さすがに後味が悪くなったのか、
この戦争の跡地にバトルフィールド教会を建てさせます。
この教会に、Edward氏の義理父の先祖の騎士も眠っているそうです。

今はごらんのとおり、のどかーーーな、草地。
兵どもが夢の跡、ですね。

141031.jpg

この付近にはこのような【Exhibition Centre】もございます。
私は寄ってないけど・・・。^^;

| UK_2014 | 00:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おはようございます^^
歴史は好きだけど、世界史は詳しくないので、こういうお話をじーっくり読めるのはとても楽しいです。
しかも真木さんの文章は、堅苦しい本よりずっと読みやすいので、するする頭に入ってきます。
教科書とか参考書がこんな風に書かれていたなら、、、きっともっと成績良かっただろうになぁ、、、

あ、熊のお話、今日はリンク先見られました!
この間はサーバーが落ちたりしてたのかな?不思議、、、
それと~↓のきもいおやじの話!
ジュルジュルと、、、>私が以前働いていた時の上司がまったく同じ癖を持っていたのです!それで女性社員から「ジュル」と言うあだ名を付けられていました(笑)もちろん女性社員全員からキモがられてたのは言うまでもありません、、、^^;

| Saori | 2014/10/27 16:15 | URL | ≫ EDIT

私は日本史が苦手です・・・汗

Saoriさん、

熊のリンクが繋がってよかったです。v-525
世の中いろんな趣味の人がいるのねぇ・・・笑

「ジュル」はイヤですよねっ!!
生理的にイヤ。他の長所(あるのか?)すら目に入らないくらいイヤになる。笑
しかも、↓のオヤジはITヲタクっぽいところもさらにキモさ倍増。
盗聴とかなんでもありじゃないですか?今の時代、簡単に。

歴史は面白いけれど、イギリス史は混乱の歴史(笑)なので、
学ぶ方も難儀する感じ。。。
お子様方もこれから先、歴史に苦しめられるかも?!

| 真木 | 2014/10/28 09:35 | URL | ≫ EDIT















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