under_the_willows

ARTICLE PAGE

鬼細道 in Brecon Beacons

2009/06月の旅行記より。

View map of Beacons Park, Brecon, Powys, Wales, LD3 9 on Multimap.com
Get directions to or from Beacons Park, Brecon, Powys, Wales, LD3 9


せっかく【Brecon Beacons National Park】近くに滞在するのだから、ぜひとも
ここはひとつ、walkingでもしようじゃないの!と心に決めておりました。
そのため、母には日本野鳥の会で求めた水陸両用ブーツを持たせたのですが。。。
滞在3日間、ほとんど雨。
さすがの鬼娘も、これでは歩くのを諦めざるをえませんでした。トホホ。

そんなわけで急遽、手持ち無沙汰になった我々。No plan,no idea!
そこでB&Bのご夫妻に相談すると、ドライブコースを勧められました。
彼らは言った、言いました・・・・・・!!

    「たいへん景色がよく、数珠繋ぎの村にはlovelyな教会や
    廃墟もあり、とってもお勧めである!」


と。
結果はまぁ・・・・・・・後で詳細しますが。お察しのとおり!

というわけで、まずは宿からすぐのHay-On-Wyeの町へ行き、古書店を
物色。


091108-2.jpg

その後、恐怖のドライブが始まるのでした・・・。

宿の夫妻曰く、Hay-On-Wyeからすぐの細道【Forest road】(←この名前がすでに
ヤヴァげでしょう?!『森の道』ですよ、森の道!!)からまずは【Brecon Beacons
National Park】に入り、【the Black Mountains】を目指せと。

091126.jpg

最初は問題なかったです、まだ。

091126-2.jpg

天気は悪いけれど、まだ雨もポツポツだったし。
たまには晴れ間すら出ました。道は狭いけれど、草原を横切っていくので
閉塞感もなく。
確かに天気がよければ最高!だったかもしれない。

091126-3.jpg

いったいどれが黒い山?
よくわかりませんが、広大な草原に馬を発見して路肩に駐車。

091126-4.jpg

仔馬がかわいい。
そしてこの馬の足の太いこと!!
むかーし、カナダでたいへん大きい馬を見たことがあります。
象みたいにデッカイやつ。
なんとかかんとか種という、農耕馬なのですが普通の馬の3倍くらいあるんです。
この馬はけっこう、小柄でした。地元の野生馬なのかな?

091126-5.jpg

日本と違い、ほとんど樹木のない山々、草原。
なので、この辺はまだまだよかったです・・・。
母もまだ明るかったし。口も利いてました。

ところが。

この辺りを越えると、噂の白道(=道路番号さえ付いていない細道)である
フォレスト・ロードは本領を発揮するのでありました!!
道幅はセダンタイプより少し幅広な程度!!
しかも一方通行ではなく、前からも後ろからも車が来ます!半端なく!
待避所はあるにはあるものの、そこに身を寄せても対向車が横切るのは
限りなくギリギリ。地元民の運転するランド・ローヴァーやらトラクターやらは
傷だらけなのです。私が傷が付くとビビってオドオド寄っていると、

        お嬢ちゃん、心配無用だぜ

とか言いやがります・・・。
そりゃ、あーたの車はいいわよ。傷だらけなんだからさ。c(`Д´c)
でもこっちの車は借り物!!傷が付くと弁償しなくちゃならないの!!(怒)

しかも、スピードを落すのがイヤ(?)らしく、強引に通り過ぎようとする
始末で・・・。
バックミラーはもがれそうになるわ、ヘッジで左の車体をスクラッチするわ
で生きた心地もしませんでした。。。ゲッソリ。
しかも私たちが借りた車はベンツ・カローラ!!!
この役立たずのデカイ図体ときたら!!(*`ε´*)ノ

母絶句。無言。

やっとのことで、お勧めの小さき村にたどり着いたときには冷たい汗が
どっと湧きました・・・。

091126-10.jpg

ごくごく小さな村の教会。名称、失念。
たしか、教会民は12家族くらいしかいないとか書いてあったような・・・?
(後で名前は調べておきます)
煙突屋根?も曲がっているし、中は本当に狭い。というか、こんな僻地の
寒村に牧師さんは来てくれたんですかねぇ・・・?
それとも、洗礼とか結婚葬式なんぞの時くらいしか来なかったのか。
当時の宗教生活はどうなっていたんでしょうか・・・。

かわいいけど、寒々しい昔の生活が垣間見えてちょっと寂しくなる。

と、そこにこの教会に隣接する農家(?)の子羊が!!

091126-6.jpg

柵の先に子羊溜まりがあったのです。
寒かったからか、みんな身を寄せてぶるぶる震えてました。

091126-7.jpg

我々を見ると、

091126-8.jpg

     なんかくれるの?メェー

091126-9.jpg

     なんかちょーだい。メェー

うう、かわいい!!(≧▽≦)
黒目が潤んでて、口元はなんだか笑ってるみたいな表情。
いや~~~っ

かわゆすぎ。

しばし和む・・・というか、またあの激細道に戻りたくなくて逃避モード。

また無言の恐怖ドライブが続き、Llanthony Priory(スラントニー小修道院)の
廃墟に着きました。

091126-11.jpg
091126-13.jpg

これは修道院内のnave(身廊)部分。

091126-12.jpg
091126-14.jpg

塔の下部分。(上はぶち壊されてます)

この小修道院は1100年に起源を遡る、歴史あるものだったそうです。
ノルマン貴族William de Lacy がウェールズで最初の聖アウグスチノ修道
会系小修道院を建てたんですって。
1135年には彼らは地元民から迫害を受けて、Gloucesterに転居したものの、
1186年にde Lacy一族の者が再び小修道院をここに再建し始め、1217年に
完成しました。
中世期にはウェールズでも有数のノルマン・ゴシック様式の建造物だった
そうな。

初代Prince of Wales(=英国皇太子位の称号)を受けたEdwardⅡ世(寵臣
政治を行なった稀代の愚王)が1327年4月4日、この小修道院に泊まったそう
です。
それは妻である王妃Isabellaにより廃位された彼がKenilworth Castleから、
最終的に己が殺されるBerkeley Castleへ移送される途上でのこと。
すでに前年の暮れに寵臣le Despenser親子は処刑されていますから、
ここへは彼一人だったでしょうねぇ。
往時は立派な修道院であったにせよ、野中の一軒家。
依存心の塊だった愚王には心慰められるものとてなさそう・・・。

    ※この王は本当にアホーでまったくもって同情できない。
     16歳のフランス王女の嫁入り道具を本人の許可なく、
     男妾にくれてしまうわ、父王が守ったスコットランドを
     めぐる戦いに舞踏会用の衣類を持ち込んで堅物の
     部下や兵士をからかうなど・・・ありえないでしょ!!


091126-15.jpg

修道院からの眺め。
見渡す限り、何もナシ。
こんな僻地にこの規模の修道院が存在していることの方が夢のよう。

結局、Henry VIII の修道院解散令によって破壊されて今日の姿に。
ヘンリー8世もエドワード2世とはまた別の意味で愚かな王だと思います。
(エドワード2世は歴史見直しがなされても救われないほどの愚王というのが
歴史学での定説。ヘンリー8世は部分的には名君のところもあります・・・)

お腹が空いたので、ここのcrypt(地下墓地)の上に建っているパブ(・・・)
で、

091126-16.jpg

お茶と軽食。

091126-17.jpg

とにかく寒くて・・・!
母はチーズ&ピクルスサンドウィッチの、ピクルスが気に入らなかった
みたい。注文前に先に言えっちゅーの。もう。(ー”ー)

ここで一息吐いて、【Tretower Court & Castle】の城を目指しました。
しかし、残念無念!
この城はただいま改装中につき、2010年まで閉鎖中でした。ガックシ。

やっと番号の付いている、一般国道を通って帰れてよかったです。
白道はもうイヤじゃ。(;´Д`)
車の運転は大好きだけれど、白道はイヤっ!!

スコットランドやカンバーランドを旅行した際を思い出します・・・。
英国北部やスコットランドは石垣文化圏。
狭い道の両脇が積んだだけの石垣なのって、最悪ですよね?!
北へ行く際は、私は車の保険はフルカバーにします。。。
免責0に。
でなきゃ、安心して運転できないですよ。
ああ、怖い道だった・・・二度と通りたくないドライブコース!!

9 Comments

ケロ  

v-535こーひーつーじーがーーー!!キャーー!!
v-344
なんてラブリーなの?!くっついちゃって!
ところで大変でしたね~。自分の車でだってもちろんイヤだけど
借り物でしかも旅先で外国で!心中お察しいたします・・・^^;
でも無事で良かったです。うちも以前奄美大島に旅行に行った時
山道を走ってたら次第にとんでもない道になり、ゴロゴロの石だらけ。
傷をつけないように運転するのに必死でした(夫がね)。

2009/11/27 (Fri) 20:41 | EDIT | REPLY |   

LE  

おーー

ほんとに寄り集まる子羊たち、かわいいねぇ。これを食べちゃうなんてなんて残酷なんだぁ、わたしたち。。。
ところで、今そちらでMerlin 始まった?アーサー王子がもうかわゆううてなりませんで。まったくのまったくのタイプです!
http://www.bbc.co.uk/merlin/#/characters/heroes/arthur/
あ、スコットランドもウェールズも他人の車で旅しましたが、もうここでは紳士方に運転は御任せすることにしました。あんな突然角からぎょっ!の生け垣運転はいやどす。

2009/11/28 (Sat) 01:29 | EDIT | REPLY |   

真木  

逃げ場のない道

v-535さん
何が怖いって、避けようにも避けられない狭さが怖いんですよね・・・。
奄美大島かぁ。
野良ヤギとか出そうだわ。v-355
>LEさん
『マーリン』やってますよ、日本でも~!
私も何回か見ましたけど・・・えええ、あの王子サマ?!
ふぅむ、LEさんは面食いなのですねぇ。e-77
私はStingとかの、ちょっと悪そうな、小狡さが見える中に愛嬌がある
ような顔立ちが好みかも・・・フフフe-266

2009/12/01 (Tue) 23:33 | EDIT | REPLY |   

LE  

王子様

ああいう2枚目なのに、コメディーのリズム感があるそうな。すっごくおかしいらしいよ、もう理想じゃな~い。こちらはシリーズ2であります。
そう、面食いです。顔に妥協しないって友達に言われたといったじゃない~。だからだめなの、3G。彼はまさに「小狡さが見える中に愛嬌があるような顔立ち」じゃない?

2009/12/02 (Wed) 06:57 | EDIT | REPLY |   

真木  

なぜか

LEさん宛のコメントが「スパムコメント」と判定され書き込めません・・・。
なんでや?!
気を取り直して、3度目の書き込み。うう。
マーリンの彼、いいけどマスクが甘すぎる~~かも?
それになんと言っても、若すぎですわ。
私はunder30にはちっとも萌えないです。ええ、ジジ専ですとも!!
LEさんが面食いってわかります。v-506
わからないのは、面食いって出会いが少ないのが普通。
(イケメン人口は少なく、かつ、この層にはシングル率も少ない)
それなのに、きちんきちんと狙いを定めgetしてるとこがすごいと思います。e-266
まぁ、ロンドンですしね・・・。
東京よりは萌える男子も多いでしょうが。。。

2009/12/03 (Thu) 10:30 | EDIT | REPLY |   

LE  

すべて

ライブドアのせいよ。わたしはずっとコメント返事がかけなかったし(エラーとでる)、本文は文字化け。最悪、あそこ!。。それともここでのお返事コメントってこと?どうしたのでせうね?
イケメンだとまずゲイかな、と、考えねばなりませぬ、ロンドンでは。アーサー(と役名で呼ぶが)は大丈夫だわね、きっと。あら、中年になったら可愛い坊やに目を細めるという楽しみも...まるでおやぢだにゃ~。
「萌える男」は少ないです、イギリス。。。

2009/12/03 (Thu) 18:51 | EDIT | REPLY |   

真木  

fc2はお勧めですぞ。

たしか、ファイルコンバータ機能があったような気がします。
だから記事をゴッソリ持ってこられるかも?
でも、現実的に一番簡単なのは旧blogに新blogのアドレスを載せ、新blogの最初に
旧blogへの誘導をすることですね・・・。
一番、面倒が少ないですよ。移行は面倒。
>イケメンだとまずゲイかな、と、考えねばなりませぬ、ロンドンでは。
おおぅ。
そのワナがありましたね、ロンドン・ニューヨークには!!
幸いにして東京にはその手のワナは少ない・・・けれど最近は増えてるらしいですけども。<ゲイ・バイ人口
イギリスにも萌える男が少ない??
ぎゃー、じゃあ世界のどこに萌える男が居るのです?!
イタリア?!
フランス?!
それともアラブ世界?!
まさかと思うけど中国とか???
ネパールだかどこかでは一妻多夫制で、けっこう男子は細身で美形が多かったですよ・・・。
奥さんが30歳として、旦那は15~45歳で4人くらい居たわ。<逆ハレム
めんどくさそう・・・。

2009/12/04 (Fri) 16:36 | EDIT | REPLY |   

LE  

イタリアだと

バスの運ちゃんとかまで超イケメンだったりする。おやぢもいるけどね、どっぷりタイプの。
チュウゴクはないでしょう、あそこ。。

2009/12/05 (Sat) 07:19 | EDIT | REPLY |   

真木  

中~南部のイタリアの男には

愛嬌がありますよね・・・。
結局、男に必要なのは格好よさよりも愛嬌かも?
チューゴクの男子、1920年代くらいには格好いいのん
いっぱい居てましたよ・・・。
上海バンスキング辺りまで。
現代男子はどうだろ・・・うちの社の中国女子にはとても評判が悪いです。
曰く、「甘やかされてるから、何も出来ないくせにえばるえばる!!」とか・・・。
日本は草食系優しいだけが取柄、韓国は容姿だけがよい亭主関白系、
中国は甘やかされた小皇帝・・・って。<アジア勢全滅
イタリア・・・・(遠い目)・・・

2009/12/05 (Sat) 22:37 | EDIT | REPLY |   

Post a comment