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■Mill Dene Garden

2009年6月の旅行記より。

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Cotswolds地方のMoreton in Marshのほど近く、Blockleyという小村にある
日本人には(?)有名な個人庭園【Mill Dene Garden】です。

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英国最初の土地台帳[The Doomsday Book] (1085年)にも記載があるという、
古いNorman時代の元水車小屋。

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屋敷の周りにはけっこうな水量の小川もあり、敷地内にも流れています。
屋敷のメインテラスには池もあるのです。

Victoria女王時代にはここは鍛冶屋になり、ピアノや鉄製のドアストッパーを
作成していたそうな。

オーナーのDare夫妻がここを半分手に入れたのは1964年、1975年には
建物のすべてを所有し、Wendy夫人が丹精をこめた庭作りを始めます。
1992年に初めて庭を一般に公開し、続いてB&B(民宿)も開始します。

私と姉は、彼女が民宿を始めたばかりの頃、町のinformationでこちらを
推薦されて泊まりました。
かれこれ、15年は昔のこと。

当時、お部屋は2つで、我々が借りた[Foxgloves]は独り立ちした息子
さんのお部屋でした。切妻屋根の部屋にシングルベッドがふたつ。
改装前でしたから、息子さんの息吹(?)があちこちにありましたっけ・・・。
卒業した学校のペナントやら、読んだ本やら机やら。
お風呂場はen-suiteではなくて、privateだったので、少し離れていて、
水色のバスタブにトイレ。
庭が一望の元に望める、ひじょーーーに開放的(というか不安を覚える)
バスルームでしたっけ。

お庭は当時から申し分なく、またその頃はまだあまり有名でもなかった
からか、ひと気もなくてのんびりできました。

リビングやら客室やらに、わらわらとこぼれるようにいる[Birman cat]たち。
Wendyさんはこの珍しい猫のブリーダーをしてらして、当時は15匹くらい
いたかしら?
仔猫は納屋にいて、「一匹連れて帰らない?100ポンドでいいわよ」などと
誘惑されましたが・・・・・・。
入管の検疫がなければねぇ。

旦那様は当時は州会議員をしてらして、庭とB&Bと猫はWendyさんが
一手に引き受けてました。
でもまだ彼女も若かったし、お客もそこそこだったので回っていたので
しょうね。
その後、日本の雑誌などに取り上げられて一躍人気の宿になったそう
です。

我々はその時以来、泊まっていないのですが・・・。
近くに寄ると、他の宿で「ミル・ディーンはすごく高い!あこぎだ・・・」
という噂(?)を聞き、また実際相場よりも高い宿泊料に驚きもしました。

今回、久しぶりにここへ寄ることにしたのは母が行って見たがったため。
我々姉妹が旅行した折の話を覚えていたみたいで・・・。

B&Bビギナーだった我々姉妹には忘れがたい宿でしたが、数年前に
B&Bは止めてしまったんですって。
で、今回はお庭だけ拝見することに。
それでも、個人の庭で5.00GBP(≒800円)取るとはいい根性なり。

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Wendyさんは居ませんでした。
売店で入場料を払って、川を渡ってプールの方から上のテラスへ上がります。
このなんとなく「廃墟趣味」っぽいオーナメント。
近くで見るとちゃちい。

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グ、グロッタ・・・!

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母が気に入った樹。
なんでしたっけ、この樹の名前。。。

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薔薇はいまひとつ・・・まだ咲いていませんでした。

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元クローケー場。

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ここが一番上の階層。
天気が悪いのが悔やまれますなぁ。

車は駐車場に入りきれないくらい、来ていました。
セダン以外の大型車両は別の駐車場があるそうです。
日本からの団体さんはこの日は来ていませんでした。

個人的な感想ですが、昔の方が良かった
仕方のないことですが、庭も人も、常ならず・・・といったところでしょうか。
千変万化、変わらぬものなど何もない。

Blockleyの村を回って帰ることに。

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こちらがこの小村の[High street]でございます・・・。
はちみつ色の石、さすがコッツウォルズ!ってな風情。
このまま、Jane Austenの撮影もできそうな雰囲気です。

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[The Parish Church of St Peter & St Paul]、教区教会です。

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リスのナトキン。(嘘
でもRed Squirrel (赤リス)っぽいですよね?Grey Squirrel(灰色リス)
ではなく?


天気も悪いし、寄り道をしいしい、Claptonの宿へ戻りました。

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シンプルだけど、このB&Bの庭の方が好きかも。

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雨でも来そうな天気だったのと肌寒いので、今日は居間でお茶が出され
ました。キャラメルケーキ!!甘すぎず、美味しかった!!

ここでマダム、おもむろに「・・・で、ミル・ディーンはどうだった?」と尋ねる。
私が「イマイチ。昔は良かったけど、今はちょっと」と答えると、

          「でしょ!!」( ̄‥ ̄)=3

と・・・。
実は朝食の席で、本日の行き先を聞かれ、件の庭へも寄ると告げると
曖昧な表情をしたのです、このヒト。
彼女はとても独自のセンスがあって、「私はSnowhills Manorは薦め
ないわ!あそこはガラクタ置き場よ!」とのたまうくらい・・・。
(とても評判のいい庭があるそうなんですけど、そんなわけで行きそびれました・・・)

でも、ミル・ディーンはすでに我々は訪ねると決めていたので口には
出さないでおいたそうです。行けばわかる・・・って思ったんですって。
(先に言ってよ・・・)

というわけで、最後はいまひとつ消化の悪い訪問に終ったのでした。

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部屋に戻ると、庭の花が活け替えられていました。
うーん、美しい~~!

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こちらは前日から飾ってあった花。

4 Comments

青  

行きました

ミル・ディーン、先日。数年ぶりに。
うーん、確かに前のほうがよかったかも。(自信ない)
私は大昔を知らないので確信がないのですが、最初の訪問の時のほうがよかったです。なんせ。今回は猫に全然会えなかったの。
スノーズヒルにも行きました。
というか、私はスノーズヒルを見て、そのあとミル・ディーンに行こうとして道に迷い右往左往した。
ここの庭は良いですよ。お勧め。
そしてマナーの中は、はい、がらくた置き場です。
建物はチューダー時代かな、古くて、臭う。
誰かが「変人のコレクション」と評したけれど、的確な表現です。コレクションのためのコレクション。
あー、私も旅行記まとめなくちゃ。
全然進んでいません。

2009/09/30 (Wed) 22:14 | EDIT | REPLY |   

naoko  

耳のとんがり具合が red squirrel という感じがしました。

2009/10/01 (Thu) 05:13 | EDIT | REPLY |   

真木  

おぅ

青さん、行かれましたか?<ミル・ディーン
実は私も最近、自分自身の庭に対する意欲を失っていまして。
だから、この庭の女主人もいつも同じテンションで庭に
手を入れ続けられるもんでもないんじゃないかな~とは
思います。。。
でも、この10年くらい、付近のB&Bで最高に評判が悪い(?)
ミル・ディーンだったので、どんな風に悪いのか見て
みたかったのです。
もう行かなくていい・・・という感じ。
スノーヒルズは青さんがお薦めだったし、本当は行って
みたかった(というか行く気だった)のですが、件の
マダムに「あそこは行く必要なし!」と断言されて・・・。
気の弱い私はそこを押して行く勇気が出ませんでした。
次回への課題として残しておきます。(といって、今まで
一度も寄れたためしがないプロパティの1つ!)

2009/10/01 (Thu) 21:03 | EDIT | REPLY |   

真木  

赤リス

naokoさん、私は英国では一度しか見たことないです!
現物は・・・。
灰色リスばっかりですもんね。。。

2009/10/01 (Thu) 21:05 | EDIT | REPLY |   

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