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Saunter(1)

2009/6月。

目覚めるとよいお天気。空気もまだ熱されておらず、爽やか(というより寒い)。
せっかくCotswoldsに来たのだし、散歩にでも行こうよ・・・ということで、
足の遅くて根性がない母を連れ出す。

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ここはClaptonという丘の上。
たいへん、眺めがよろしい高台である。

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丘の上にある村から、footpathを歩くには下るのみ・・・ああ、嫌な予感!

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囲いをした牧草地には羊。(これって、羊よね・・・?)
今ひとつ山羊と羊の見分けがつかない都会ッコの私・・・。

この柵の中にいるおじいのワンコ。

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もう、おじいを追って追って、右に左に駆け回り、切なげに鳴きわめき、
そりゃもーたいへんなことに!!
赤ちゃんのお母さん後追い以上に、おじいしか目に入ってない。
彼はきっと、牧羊犬にはなれないペット犬であろう・・・。<バカっぽいんだも。。。

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バターカップとカウパスリー、蓮華の花咲くmeadowをしばらく下った辺りで
母が疲れた休みたいと言う・・・。

     まだ、1マイルも歩いてへんよ?(ー”ー) ホントニモー!

このhedge(垣根)、どんどん、英国からなくなりつつあるものの一つ。
ヘッジの効用についてはここでは述べません。(理由:話が長くなるから。)

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母が草の上で休憩中、周りを見て歩く。花を摘んだり、編み輪を作ったり。
なんだっけ、この細くて小さいトンボ~。
子供の頃よく見たなぁ。糸トンボだっけ?

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雨が降ってないのか、地面はカラカラに乾燥していました。
この季節、普通は「曇り⇒雨⇒晴れ」を1日の中で繰り返す天候のはずなのにね。

結局、この小休止で母の体力は回復せず、帰り道は上りということも考慮して
早めに帰途に着きました。
1kmも歩いてない・・・。

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ここがB&Bの駐車場。
この白い花の大木はウツギです。
すごい香り!!

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空が青い~~。
天気いいなぁ。
これがB&Bの正面ファサードです。
真ん中にある玄関は現在閉鎖されて使われていません。
我々の客室は2階の左端。
この屋敷の古い部分に当たります。

他に客室は右端の部屋のみ。
残りはこの家の4人の兄弟の部屋だそうです。
現在、それぞれが名門Public schoolにて寄宿中。
Eton校に行っている息子だけがちょうど帰宅していまして、マダムの話では

    「Swine fluの患者がEtonに出て、寄宿舎は6/7まで閉鎖。
     試験中だというのに帰宅を余儀なくされて、帰宅時期でもないのに
     迎えに行かなくちゃいけなくて、大迷惑!」

とのこと。
えー・・・。ムスコの健康は心配じゃないの、マダムよ・・・?
Royal好きの母のために、旅の後半でWindsorに連れて行き、Windsor城
キライなのでパスして、Eton校へ潜入しようと思っていたのに!!

    「ん~、もしかしたら観光客は中へ入れるかもしれないけど、
    在校生による学内ツアーはしばらくはやらないんじゃないかしらねぇ?」

断念。(アッサリ)

それにしても。
4人もの子供を寄宿舎に入れるって、このお宅どんだけrichなの?!
(寄宿学校の年学費は350万~500万とも言われています。。。)
※マダムは普通のオバチャン風です。イントネーションはざっくばらんで上品ぶってない。
 旦那の英語は上流っぽかったけど。

英国でたまに面食らうのは、教育制度を巡るポリシー(?)の違い。
このお宅は屈託なく、お金のかかる私立校へ子供をやっている家庭ですが、
イギリスのインテリ(?)とか苦学して大学を出たような層、もしくは中流以下の
公立へやるしかないご家庭の中には、私立校へ行かせることに対する、
拭いがたき抵抗感・反発(もしくは嫉妬)を抱いている人がいます。

イギリスの教育制度では、公立は建前上無料です。
その権利を獲得するまでに、父祖がどれほど戦ったのか。
それを敢えて、利己的な理由(自分の子弟にだけ、スペシャルな教育を
授けようということ)で私立へ進学させるとは何事か。この非国民め!
・・・といった話をする人に、これまでの15年で5人くらい出くわしました。

イギリスの公立学校の程度の低さは世界的にも有名ですしね・・・。
たとえ無料でも御免こうむりたいと思う親御さんは多いでしょう。
かといって、年間300万なんていう学費を出せる家庭なんてわずかでしょう。
とすると、グラマースクールという公立校に+α感のある進学校へ行くか、
私立の特待生になるかの二択しかない。(<成績優秀者に限られる)

こうして考えてみると、イギリスにはチャンスは少ない気がしますね。
「やり直しのチャンス」は日本よりもあるような気がするけれど、「良い教育
を受けるチャンス」は少ないと思うなぁ。大器晩成型はoutですね。
大学に行けばいいというわけではない(日本のアホ学生を見ればわかる)
ですが、それにしたって、自分の未来に天井が開けてないというのは
子供からやる気を奪う気がするのよね。
天井の先に行くか行かないかはともかく、せめて開けてないといかんでしょう。
こういう閉塞感って、人間を簡単に破壊するものじゃーないですかね?

だから、イギリスの一定層以下の労働意欲等が低いのもさもありなん・・・と
言う気がしないでもないのです。公平じゃないんだもの。意欲なんか湧く
わけがない。

まー、そんなこんなで朝食です。
この朝は私たちだけしか宿泊客はおりませんでした。

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母よ。
これが【Full English breakfast】ってヤツよ!!
どう?ホテルで食べるのとはまったく違うでしょう?お気に召して?

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            おいち~!(*^ー゚)b

よかったよかった・・・。
とりあえず、この朝食を食べさせておけば、昼食は不要ですから~~。

| UK_2009 | 15:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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