2015年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年06月

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◆David Austin Rose Gardens at Albrighton

Roserianの間では聖地(?)のような、薔薇の育種家、David Austin氏の
運営するナーサリーがAlbrighton近郊にあります。
本当にほそ~い道の先にありますが、世界中から薔薇愛好家の一団が
やってきますので、時に大型バスなども乗りつけます。
運転には要注意。^^;

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広大な駐車場に車を停め、外へ出た瞬間、辺りを漂う薔薇の香り。
うっとり。

こちらはカフェ・レストランになっております。

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ここは広いショップ。
薔薇の苗だけではなく、取扱いは雑貨から本からガーデングッズ、衣料など
さまざま。
新しく建て増ししたので、ゆっくりお買い物できます。・・・が、まずはレジで
今年の薔薇のカタログを無料でいただきます。
フルカラーでたいそう美しいのに無料。太っ腹。
さすがはデーヴィッド。←馴れ馴れしい

この奥から庭へ出られます。
ここは庭というか、このナーサリーの薔薇の展示場なんです。
ですから、入場料等も取りません。
こちらで見て気に入ったものがあれば、その苗をショップで購入して買って
帰ることができるわけ。
イギリスにもし住んでいたならば・・・!(羨望)

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庭はいくつかの区画に分かれています。

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当然、David Austin Rosesの薔薇ばかり?
いえいえ、ちゃんとその他の薔薇のコーナーもあるんですよ~。
スコッチ・ローズやオールド・ローズなんかはね。
だから、大概のものは買えるんじゃないでしょうか?(羨望)
※もちろん、他の育種ブランドのは売っておりませんよ。笑

以下、薔薇の写真ばかりです。
興味がある人は下をクリック。
ない人はとっとと、よそへ移動しましょう。笑

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| UK_2014 | 07:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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■Shrewsburyのレストラン

Shrewsburyの町中は駐車代が高いし、混んでるし、俗な感じがするのですが
この日は買い物がてらうろつき、夜は宿のオーナー推薦のカジュアルな店で
食事をとりました。

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Magnersのアイリッシュ・サイダーに、エビのてんぷら。
野菜が美味しかったですよ・・・!

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メインは取らず、スターターを二皿。
こちらは豚肉に甘酸っぱいソースがかかっていて、とても美味。
お店の女の子たちも明るくて、現代的なお店でした。
光源が足りないのがヨーロッパ的というか・・・。
も少し明るい方が料理がおいしく見えると思うんですけど?!
(私の席は外に近かったからまだ明るい。奥の席は真っ暗。笑)

おおむね満足しました。^^

| UK_2014 | 02:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Lake Vyrnwy

[Powis Castle]を訪ねた後、何を思ったか地図を見て、湖へ向かいました。
[Lake Vyrnwy]。
ヴィクトリア時代に作られたダム湖です。

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行ってみて、愕然。

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わ、わたし、ここ初めてじゃないよ・・・!!
前に友人Snowy(仮名)と来たことある。。。ガックシ_| ̄|○ il||li

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来るまでまったく気づかないなんて~♪

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ボケでも始まったんでしょうか・・・。

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ま、いいんですけどね・・・。(やっぱりショック)

| UK_2014 | 00:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Powis Castle and Garden (3)

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さて、[Powis Castle and Garden]の続きです。

こちらの城と領地は簡単に説明しておくと、もともとはWalesの土着の王の
居城だったものを、1579年に Sir Edward Herbert に売却したことに始まります。

この Sir Edward Herbert は初代Pembroke伯爵William Herbertの次男。
その奥方Mary Stanleyはローマ・カトリックを信仰していました。
ここから、続く100年後に至る、彼らのStuart王家への忠誠の道に繋がります。

ちなみに城主の父である、初代ペンブローク伯爵はとても面白い人物です。
若い頃からカッカしやすい気質で、昔の貴族の息子は他の貴族の近侍を
務めて騎士叙任されるのが教育課程だったのですが、彼はウスター伯爵の
近侍をしていた時に、代官を殺し、フランスへ逃亡します。

逃亡先ではフランソワ1世の軍隊に入り、勇名(蛮勇?)を馳せ、フランソワ1世
のお気に入りになった彼は、後にフランソワ王よりヘンリー8世に貴重な人材
として登用するのを勧められて帰国。
フランソワ1世とヘンリー8世はライバルであり、友人(であったこともあった)
だったので。

彼はイングランドで重く徴用され、領地も増え、最初の妻AnneはHenry8世の
最後の王妃、Catherine Parrの姉でもありました。←[Sudeley Castle]に眠る
1544年、王と義妹Catherineの結婚により、彼は騎士叙任されます。
Salisbury近くに今でもある、[Wilton House]は彼が獲得して、そこに元々あった
Wilton Abbeyを壊して建設したものです。

ヘンリー8世はまもなく亡くなり、幼王エドワード6世の守護者を務め、
エドワードが没すると生じた王位をめぐる争いで、後に「9日間の女王」と
呼ばれるジェイン・グレイを支持します。

なぜならば、彼はエドワードの死に先立つこと少し前。
1553年5月に、自分の長男とジェイン・グレイの妹を結婚させたので。
同日、ジェイン・グレイはGuildford Dudleyと挙式しています。
(野心家です~~!)

ところが、紆余曲折ありまして、王位はヘンリー8世の長女、Maryが
継ぐことになり、ペンブローク伯は息子の嫁を追い出し(!)、
結婚の無効を一方的に宣言します。(!!)

かくて、ジェイン・グレイ一族はhigh treason(大逆罪)として、
首吊り(斬首)・内臓抉り・四つ裂きの刑に処せらます。

この一件に関わったペンブローク伯の立ち回り。
騎士として、また貴族としてあるまじき身勝手かつ卑劣な行動ですよね。
好きになれないわ~(--;

しかし、その後はMary1世に対してうまいこと身を処し、対フランス戦の
もっとも著名な指揮官となりました。

同時代人の手記によると彼は「読み書きができず、自分のサインの代わりに
印章を持っていた。」とあります。

こちらの家系、なんというか、ローマンカトリックであり、ロイヤリスト。
山っ気もあり、山あり谷ありの一族。

イギリス内乱の時にはチャールズ1世側に着いて、城を議会軍に占拠
されたり。
ジェイムズ2世のフランスへの逃亡に付き合って亡命したはいいけれど、
財産を差し押さえられたり。

ジョージ3世の時には深刻な負債を抱えて破産寸前だったり。
伯爵になったり侯爵になったり忙しい。

18世紀には「インドのクライヴ」と呼ばれる男の息子と縁続きとなりました。
だから、別館にはインド関係のお宝が展示されていますし、入り口脇の
大砲はベンガルタイガーを模しているんですよね。インド土産と思われ。

このプロパティを訪れる際には少なくても半日は時間を取ってほしいですね。
3時間やそこらじゃ、見きれないですよ?
一日居ても見終わるか、という感じです。

しかし、私は二度と行かないな・・・。
まったく好みじゃありませんでした。笑

| UK_2014 | 01:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Powis Castle and Garden (2)

Walesのナショナルトラスト・プロパティの中でも一、二を争う人気の
[Powis Castle and Garden]。
いよいよ、メインテーマである庭へ。

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こちらの城や歴史については後日また・・・。
今は簡単に言いますと、もともとはWalesの王族のお城でした。
16世紀までに継嗣が途絶え、1580年代にHerbert家のものとなります。
歴史のまにまにいろいろありまして、この庭を特徴付けるイタリア式および
フランス式庭園が造園されました。

高台に城があったことから、庭は広大なスケール感のあるテラス式。
借景は雄大な山影や緑の沃野。
女性的というより、男性的な庭です。

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一番下の、芝生から城を見上げるとこんな感じ。

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芝生の端には草地があり、雑草(だけどかわいい!)に和みます。

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さて、まずは上の階層から。
こんもりしているのはイチイのトピアリーです。
一説によると、400年物らしいです。

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歩いている人と見比べてください。
その大きさがわかりますよね?
ここまで大きなイチイはここ以外では見られないでしょう。
現在は雲型に整形している模様。もこもこ。

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Oh, nice view!!^o^
・・・だけど、足元にも気を配らないと転げ落ちます。笑
ここは子供連れには危険な場所かもしれません。

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この景色。
第一次エンクロージャー時代から変わらなさそうです。

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手すりの欄干や、壺型のオーナメントがイタリア風ですよね~。

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錬鉄門。
昔の職人は偉かった。
こういう技術を持っていたイギリス人は今いずこ?

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階下へ目を転じると、手前と下にもイチイが。
下のイチイは壁状に整形されています。

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おお、ロミオ~♪
という感じ。^^;

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ここは上から二層目。
そこの柱には大きな大きな藤の木が。

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等身大の彫像も多いです。

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イタリア式庭園には付き物の、グロット(洞窟)があります。

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こういう彫像が動き出す・・・という怪奇小説、19世紀に流行りましたね。

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夕方とか夜に見ると怖い・・・。

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長大なロング・ロング・ボーダー。

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右を見ても左を見ても、とにかく長い!!
この長い長い花壇に、あらゆる植物が植えられているわけです。

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"Madame Caroline Testout"(HT)

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階段脇にはビビッドな薔薇、

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"William Ⅲ"(Rosa pimpinellifolia)。

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ナスタチュームの八重咲きって初めて見ました。でもかわいくない。
普通の一重の方がずっとすてき。
最近、園芸屋に行かないからな~。流行り廃りに鈍感気味。

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オランジュリー。

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たぶん、Victoria女王が訪問した記念だと思います。
王冠の下にVのサイファが。

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入り口の両脇にはクリームイエローの薔薇、"Gloire de Dijon "(CR)。

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"Madame Grégoire Staechelin "(CR)。

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イタリアのVillaみたい。

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ゴージャスな現代薔薇もいいけれど、園芸種であるGeranium Oxonianumの
清楚な野趣を帯びた美しさも捨てがたい。
"Thurstonianum"。高温多湿な関東ではまず、無理だなぁ。

イギリスでは雑草並にどこでも生えるけど、日本では山野草コーナーで
バカ高い値段で売り買いされてます。。。

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去年はちょっと紅薔薇に興味がありました。
"Souvenir du Docteur Jamain"(OR) Hybrid Perpetual。

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黄色いハニーサックル。
"LoniseraTellmanniana"。華麗ですが、ほとんど匂わず。
私的には匂わないハニーサックルはハニーサックルにあらず。キッパリ。

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花火みたい。
"Allium schubertii"。

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この辺りはなんか、渋い。
日本庭園みたいな感じもする。
地味派手なアヤメのせいかしらん?

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かわいい。

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"Allium Nigrum"。
アリウム好き。すごーく好き。

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美しいブドウの葉。

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おお、"Constance Spry Climbing"(CR)!

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我が家ではけっこう、遅咲きの部類に入るけど。咲いてますねぇ。

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意外と暖かいのかしら?
壁に守られてるし、階段状だから?
たぶん、ここら辺は冬は結構寒いんじゃないかなーと思うんですけども。
イチイの壁の左手には整形式庭園、右手には芝生、さらに奥には森が
広がっています。

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遠くに見える山、△ですね。

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さて、ここを下って、さらに下の階へおります。

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この建物はたしか、B&Bみたいに借りられるんじゃなかったかなー?
もしくは職員用の建物だったかしら?(うろ覚え)

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この一角、素敵だった。
手前のルピナスのレモンイエローの美しさ!
後ろのGeraniumの薄紫とベストマッチ。

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ルピナスが最盛期。ということはやっぱり、日本の5月くらいの気候なんですよね。
奥の背高紫はデルフィニウム。

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縦に縦に伸びる植物って好き。

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黄色のルピナス以外植えていないのがいいわぁ。
統一感というか。

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黄色と言えば、この輝くようなブライトな黄薔薇。
札には"Leverkusen"とありますが・・・。

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"Graham Thomas Climbing"(CR)でしょ、どー見ても。

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城を見上げて。
天気が今一つだ。ざんねん。

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あーなんだっけ、このお花。
名前を忘れてしまいました。。。
大好きなのに!!

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西洋ウツギも満開。

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この辺りはピクニックエリアと化して、家族連れがまったりしてます。
そりゃー、疲れますよね。広いもんねぇ。

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Walesらしく、門にはドラゴンが。笑

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pinoっていうアイスを思い出すわー。(なぜか)

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地上、二階、三階と複雑な層になっているのがわかるでしょうか?

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ぐるっと回って真正面の丘から屋敷を望みます。
お。天気が少し回復してきた?

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さらに森へ行くコースもありますが、私は疲れ果てたのでここで退却しました。
見ごたえは確かにあります。
・・・が、あんまり私の好みの庭でなかった。(結論)

| UK_2014 | 00:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015 Roses (4)

ことしの薔薇もこのブラッシュ・ランブラーで終わりかな~。
かなり遅咲きなので、うちの庭ではこれがいつも一番最後に咲きます。

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8割咲きくらいかな。

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ノワゼット咲きです。

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見た目はゴージャスですが、匂いはまったくありません。
私が選んだんじゃなくて、もらいものだから仕方がないけど。

ところで。
薔薇を母に勝手にぶった切られて、昨日はケンカ。
どうして人が大事にしているものを自分の理屈でどうにかするんですかね。
(曰く、花が散ってご近所迷惑だそうです)
理解不能。(--;

| My life | 17:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Powis Castle and Garden

Wales観光の目玉の一つ(?)と言ってもいいほど、有名な庭園。
それがナショナルトラストの[Powis Castle and Garden]です。

何度もWalesを旅しているものの、実はわたくし、この庭は今回が初訪問。
なんというか・・・。
期待度が高い反面、不吉な予感もして、これまで近寄らなかったのです。

今回は万全の体制(時間的にたっぷり余裕があり、天気が良い日)で
チャレンジしてみました。

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のっけから驚いたのは、他のNTではついぞ見かけたことのない、
電気自動車向けチャージシステムが駐車場にあったこと。ほー。
イギリスでもハイブリッドカーが流行ってるんでしょうか?
他のヨーロッパ諸国ほど、このシステムを見ませんけど・・・。

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チケットオフィスを抜けると、まずは城へのゲートがあります。

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まー。
大紋章左手をご覧ください。
象ですよ、象。

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潜って振り替えると、藤が盛りと咲いています。

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この角度から見ますと城は小さく見えますが、実態はたいへん大きいです。

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下の庭から見上げるとこんな感じ。

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小高い山の上に建ってるような感じです。・・・Wales風、山城?

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こちらは別館。

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とにかく、眺めがいいです。

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城の見学は時間制になっています。
一時に入れる人数に制限をかけてるみたいですね。
入り口付近には孔雀氏が鎮座。

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俺のビューチホーな姿を見ろ~~とばかりに羽根を広げまくる・・・。

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脚が怖い!

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うわー、手塚治虫!(謎)

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舞台裏もお忘れなく・・・。

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謎の大砲。

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インドっぽいですね。
タイガーか、チーターか。

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謎と言えば、こちらの御一行様もかなり謎でした。
アメリカのアーミッシュ風。デジタル機器はお持ちでしたけど。。。

そうこうするうちに時間となり、いざ城内へ!

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大階段。

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レリーフ風、ペイント。

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遊戯室。

・・・と、係員に「写真撮影禁止!」と怒られる。
えっ(゚д゚;)
ごめんなさい!

ナショナルトラストは撮っていいところとダメなところと、ハッキリしてほしい。。。
たいていのところはフラッシュを使わなければOKなんだけども。

中は遺物でいっぱい。
思ったより、歴史的にやっかいな感じ。
Attinghamと違って、こちらは名門。
複雑すぎて、どこから書いたら良いのやら。。。

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目がぐったり疲れたので、カフェで軽食を取りました。
豆のスープ。
ひじょうに豆度が高いスープでした。( ̄m ̄)

| UK_2014 | 01:46 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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◇Constance Spry Climbing (ER)

papricaさんへ

写真を整理していたら、こんなん出てきましたのでUPしておきますね。
これが有名な薔薇園、[Mottisfont Abbey Garden]のコンスタンス・スプライです。
(写真はすべて、2014年6月のもの)

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昔はもっともっとゴージャスに、花が咲き誇ったんですけどね・・・。
ここ数年はどんどん、しょぼい花付になっています。
思うに、薔薇の木自体にに栄養が渡っていないんじゃないかしら?

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花はひとつひとつが大きくて、抱き人形の頭くらいはあります。

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芳香ももちろんあります。

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花が大きいので、こうして壁に這わせたり、アーチなどに絡ませたりしないと
うつむいちゃうかも。

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しっかし。
見れば見るほど、我が家のコンスタンスとは大違いだわー。
もしかして、品種が違うかも?!
ERの苗って、Changelingのようなことが頻繁に起こるので油断できません。

ただ、葉の形や蕾の上がり方を見るとコンスタンス・スプライっぽいんです
よね~。花の大きさが著しく小さいけど。(--;どうなってるの?

papricaさんの薔薇は、今年は花は咲かせず、来年に期待した方がいいと
思います♪
皆さんがおっしゃるように、2・3年目以降からどんどん咲き出すと思いますよ。

| UK_2014 | 21:21 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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■New Inn (Shrewsbury)

Shrewsburyまで車で10分のB&Bに泊まっていたわたくし。
宿の主(パックンマックンのパックン激似)にどこか美味しいパブは?と
尋ねると、ここを勧めてくれました。

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古くからあるPubだけど、New Innなの。←イギリスでありがちなレトリック
前身は学校だったとかなんとか聞いた気がします。←あいまい

幹線道路から離れた、小村の中にあるガストロパブ。
こういうところは、地元民じゃなくちゃわからないですよね。^^;

内装もこじゃれてて、サーヴィスも気が利いていて、値段はさほど鬼高!って
感じでもなくて、とてもよかったですヨ。^^

席は宿の主が予約してくれたので座れましたが、飛び込みだと待つでしょうね。

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ハーフパイントのビールに、エビのカクテルとチップス、フィッシュケーキ
・・・だったかな?うろ覚えですけど。そんな感じ。

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ん~コロッケ、だったかも?
イギリスでは出てくる量がわからないトラップがあるので、メインは止めにして
スターターを二つ頼んだ気がします。

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チップスもホックホクで美味しかった♪

| UK_2014 | 02:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Attingham Park (3)

ほんと、長くてすみません・・・。
旅行記は自分自身の備忘録なので、書かないと端から忘れてしまう~。^^;

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さて、[Attingham Park]の話もこれで最後です。

屋敷の外へ。

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広大な敷地には牛や鹿が放牧されています。

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お屋敷牛。
のどか~な景色ですね。

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屋敷の前庭と放牧地はこのようにHa-haで仕切られていて、
動物は屋敷の周りには近づけない仕組み。
(でもけっこう、入り込んでるヤツもいる模様。←証拠の糞があるもん)

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あの橋のある辺りにTern川があると思います・・・。
あそこを越えると、鹿園が広がってるらしいんですけど、もう歩くのに
疲れちゃってパスしました。
たぶん、5kmくらいは歩かされると思う。
健脚の人はトライしてみてください。

軟弱な人は屋敷の裏手から、Walled Gardenへ向かいましょう。

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こちらでも、1kmはあったかな・・・。
通常だと、屋敷とWalled Gardenってこんなに離れていません。
ただこの辺り、どうも土地が低いみたいで、たびたび浸水被害があった
ようです。
そのため、ちょっと高い地所に庭を造ったみたいです。

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この庭も広かった~。
だだっ広い、と申しますかね。
Walled Gardenと聞いて想像するような、花にあふれた庭!という感じではなくて。
キッチンガーデンとMeadow(野原)と花壇と果樹園の混合部隊?
ちなみにこの煉瓦壁、全部煉瓦だそうです。
普通はもっと低価格で実現できるように表面以外はモルタルやコンクリにしますが、
この屋敷のは最高級オール煉瓦仕立て。
なおかつ、ボイラーで壁の中に熱を送る仕組みもあったとかなかったとか。

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植えられているのもデルフィニウムやピオニー、

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白いジギタリス、

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ニゲラ。

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とりあえず、地面をむき出しにするのもなんだから植えてみた、風。

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この辺りはキッチンガーデンと果樹園コーナーかな?

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この植え方は日本じゃ見ませんが、イギリスではたまに見ますね。
リンゴの木を斜めにエスパリエする感じ。

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一角にはガーデナーの作業部屋兼住居があります。

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このケトル、ほしいなー。

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瓶♪

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庭師の机。

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乾燥中の植物などの仕分け棚。

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引き出しには種・種・種。

帰り道ではこんな子に遭遇しました。

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胸朱っ!脚、細っ!

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Robinちゃん。ヽ(´∀`)ノかわいい~♪

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はっ

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灰色リスちゃん。

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尾っぽがくるんとカール!おお~二匹もいる~ぅ。

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ぎゃ~、目が真ん丸っ!(≧▽≦)
かわいすぎる。。。

疲れた心にしみる、かわいさでした♪

| UK_2014 | 01:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Attingham Park (2)

さて、[Attingham Park]の続き。

この屋敷は初代Berwick男爵、Noel Hill氏によって1785年に建設されました。
1745年生まれですから、この時40歳。亡くなるのはその3年後。

彼は22歳の時にのAnna Vernon嬢と家族の反対を押し切り、結婚します。
For Love、愛のために。かっけー!
この頃の上流階級の結婚は家と家との結びつき、経済的、政治的、
さまざまな要因による、契約結婚が普通でした。
だからこそ、教会に結婚予告を出し、結婚への異議申し立ての有無が重要
だったわけです。(簡単に当人同士による結婚をさせないため)
だから、容易に結婚できるスコットランドへの逃避婚(グレトナ・グリーン)が
流行りもしたわけですね。

ところが、このNoel氏は最終的に家族の同意を得て、愛する女性と結婚します。
その、家族による結婚祝いがこの屋敷の前の建物[Tern Hall ]でした。
(さすがお金持ち!結婚祝いが屋敷って・・・汗)

二人の間には娘が3人、息子が3人生まれます。
娘は美人3姉妹、語学と音楽がとても上手だったそうです。

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Anna、Amelia、Henrietta嬢。

Noel氏が思いもよらず、早世してしまったので、残された家族は
悲嘆に暮れます。
男子は上から順に、Thomas(19歳)、William(17歳)、Richard(15歳)。
ちょうど長男Thomasがテューターと共にイタリアへGrand tourに出ており、
母と娘たちも悲しみから逃れるようにナポリへ向かい息子と合流します。
やがて、フランス革命を経てナポレオン戦争時代へ。
英仏の渡航が難しくなったことと、経済的理由から、母親は1797年に
亡くなるまでイタリアにとどまります。
生活費はイタリアの方がロンドンよりずっとずっとかからなかったので。

さて、二代男爵を継いだ長男Thomasはというと・・・。
典型的な二代目。
苦労知らずのボンボン。

グランドツアー中に美術や絵画、彫像、稀覯書のコレクターになった彼は
金に糸目を付けず爆買い。
ちょうど今の、中国人富豪の一団のように。
そして、Attinghamへ戻ります。
彼のコレクションを飾る場所として、リージェンシーの有名建築家である
John NashにPicture Galleryの建設を依頼して。
(この部分、ただいま修復中)

挙句の果てに、1812年、彼が41歳の時。
なんと御年17歳(!)の高級娼婦Sophia Dubochet嬢と結婚します。
ひえー。(;´Д`)

もちろん、For Love、愛のためです。笑
愛情結婚、第二号ですね。。。

このカップル、一人ずつでもすごい浪費家だったのが、二人だと相乗効果で
ものすごい浪費家に。
気前がいいというか。。。
使用人や庭師が医者にかかった支払いなどもしてあげたほど、です。
(当時の医者代は今で言うと、100万円単位の高額医療です)

そんなこんなで、破局はやってきます。
夫婦は破産の憂き目にあい、地所の一部を売り、屋敷の文物も売り立てに
出す羽目になります。

この危機に、イタリアで外交官をしていた次男Williamが駆けつけます。
いくらかの家族の肖像がや家具などをオークションで競り落とします。

Williamが戻るのと反対に、今度はThomas夫婦がイタリアへ出国し、
3年後にThomasはその地で没します。
(妻Sophiaはしぶとくその後ロンドンへ戻り、40年ほど生き延びます)

3代目男爵になったWilliamは外交官を辞める際に余得として得た銀器と共に
Attinghamに戻ります。たくさんのイタリアで集めた絵画や家具といっしょに。
彼が持ち帰った宝の中には、ナポレオンの妹のCaroline Muratの家具などが
含まれ、Attinghamにはより一層、イタリア風の側面が強化されました。

Williamにはイタリア時代から内妻と子供がいましたが、正式な結婚は
しませんでした。ゆえに、子供には相続の権利はなく、4代目男爵位は
末弟のRichardに受け継がれます。

Richardが爵位を受け継いだとき、彼はすでに68歳。
教区牧師として、カントリージェントルマン・ライフを楽しんでいました。
まさか、自分のところに爵位が転がり込んでくるとは・・・思ったかな?

6年後、同名の息子が5代目を継ぎます。
その時、彼は48歳でした。
彼もまた、長いことイタリアで暮らしました。
屋敷の改修に意欲的で、1858年には地所に残る古い屋敷Tern Hall を
撤去し、屋敷の近代化に努めました。
また、農業改革にも取り掛かり、地所から上がる収入の改善も図り、
経済的状況を改善しました。

二代目がJohn Nashに建てさせたイタリア別荘風建物、Cronkhillに自身は住み、
屋敷には住みませんでした。(なぜ?)
バカでかい屋敷に住むより、快適性を優先したのかも・・・。
(ちなみにCronkhillはNT所有ですが、年に数回しか開放されていません)

彼は独身のままだったので、6代目は弟であるWilliamが60歳の時に
継ぎます。
Williamは職業軍人であり、相続後もAttinghamに住むことはありませんでした。
彼もまた独身のまま、亡くなります。

1882年、7代目は双子の甥の一人、Richardが継ぎます。
彼もまた職業軍人でしたが、負債を抱えていたので、これ幸いと遺産に飛びつき
軍隊を退役します。
彼が妻にしたのはスウェーデン人女性、Ellen Nystrom。
二人の趣味はセイリングでした。
彼らはAttinghamにはほとんど住まず、もっぱら地中海をヨットで航行するのを
好んだそうです。
1897年、Richardは亡くなります。(妻Ellenはその後も30年生き延びます)

爵位と地所は最後の所有者である、8代目男爵Thomasに受け継がれます。
この人は7代目の双子の片割れの息子です。
伯父が死んだとき、彼は20歳でした。
1903年には彼は外交官として激動のパリで駐在します。
ここで、フランスの家具や絵画への情熱を持ち、新たなコレクションを
屋敷に追加しました。

後の妻となるTeresaとはにロンドンで出会い、第一次世界大戦中は
彼女は赤十字看護婦としてイタリアで従軍し、戦後1919年二人は結婚します。
42歳と29歳でした。

Teresaの父、William Hultonはイタリア在住の画家であり、一家はフィレンツェや
ヴェネツィアに暮らしました。
父の交友関係には画家のWalter SickertJohn Singer Sargentなどがおり、
Teresaは英伊の文化的世界で育ちました。

結婚後二人はAttinghamへ戻り、Cronkhillに暮らす予定でした。
Attinghamは1903年からカナダ人富豪一家に貸し出されていましたが、
(彼らがあまりに悪趣味だったため)二人はここを別の家族に貸し出したいと
思っていました。

しかし、ボロボロかつ、だだっ広い屋敷、戦後の不況および人出不足という
悪条件が重なり、誰も借り手が現れません。
しかたがなく、夫妻がAttinghamに住むことに。

できる範囲で少しずつ、見捨てられ、愛されない屋敷を修理する二人。

第二次世界大戦中は疎開の女子校に屋敷を供出しました。
男子校に貸すよりマシだと思ったらしいです。

1937年ころから、ThomasはNational Trustと屋敷の交渉に入りました。
子どももなく、維持管理費もなく、自分の死後に残された人が苦しめられぬ
ように手配したかったのでしょう。

1947年、Thomasは亡くなります。
そして、屋敷はNTへ寄贈されました。
Teresaは1972年まで生きました。

こうして、およそ200年に渡るAttinghamの所有者の歴史を見ると、

     女の人は長生きだな~ (特に旦那の死後)
     独身のまま死ぬ人、多いな~

という辺りが印象に残ります。笑

ところで。
爵位の流れを整理すると、こうなります。

父(初)→長男(2)
      ↓
      次男(3)
      ↓
      三男(4)→長男(5)
       ・       ↓
       ・     次男(6)
       ・
      長女の長男(7)
       ↓
      長女の長男の長男(8)

と、たった3世代間しか経てないわけです。
しかも、言っては何ですが、あまりパッとした家系でもなく。
これってやっぱり、二代続いた「愛のため」結婚のせいではないでしょうか?
要するに、貴族社会でハブっちょ扱いされてしまったんじゃないかな~?
親の因果が子に祟り・・・ではありませんが、結婚市場ではわずかな瑕疵でも
嫌がられますから・・・。

入り組んでないのでわかりやすい家系図でした。←家系図好き
ハプスブルクやブルボンなどを見ていると頭が痛くなりますからね。
名前の付けられない親族関係(伯父と姪の結婚で生まれた子供とか)や、
再婚、再々婚などもないですし。
シンプルでわかりやすくて、これはこれで面白いですね。

| UK_2014 | 19:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヨーロッパの食事の時間等

前の記事を書いているときに思ったんだけど、ヨーロッパの食事時間の
変遷って一般的には知られてないかな~?と。

現在のように、朝・昼・夜と3回の食事になったのはごく最近のこと。

元々は朝・昼の二食が、食事の基本でした。

  朝食 :日の出と共に起きて、夜間の断食を破る(=Breakfast)
  昼   :労働後のメインの食事、暗くなったら寝る

現在ではDinnerとは夜に食べる一日のメインの食事となっています。
時として、「晩餐」とされることもある。

ところが実はこれ、「正餐」が正しくて、長いことヨーロッパの正餐は
昼の食事のことでした。
歴史的に、このDinnerがどんどん時代とともに遅くなっていき、
やがては現代へと繋がる時間帯、すなわち晩餐へと変化します。

だから逆に、「昼食」(Lunch、Luncheon)は19世紀半ばに編み出された
新しい食習慣と言えます。
※フランスの場合、元来は朝食(déjeuner)と正餐(dîner)の二食だったが
 dînerが夜へ移動し、それに伴い、朝食であったdéjeunerが昼食になり、
 なくなった朝食の代わりに、petit-déjeuner(朝食)という言語が生み出されます。

他にも、社会階層の違いでいろいろな食習慣が派生していますが、
それまた別の話。

また、カトラリーの話。

今では西洋料理と言えばフランス料理に代表される、なんだかマナーとかに
気を遣いそうな、敷居が高い感じがするイメージがありますね?

しかし、そんなことはありません!!

元々、フランスって農業国で文化後進国。(キッパリ)
文明先進国であったイタリアやギリシア・ローマの後塵を拝むことしばし、
ヴァロア朝の辺りで積極的に攻めに転じます。

イタリアからアンリ2世妃として嫁いできたのはご存じ、メディチ家の
カトリーヌ姫。
彼女の輿入れとともにフランスにフォークが伝わったという話は有名ですが、
(それまでナイフ一本で食事していたのです!!)
なんと100年後のルイ14世の時代ですら、フォークを使わないで食事
(ルイ14世は「肉は手で食べた方がうまいのじゃ」と言った・・・)
していました。100年かかっても最上流階級でも普及率はこんなもの。
(かたやイギリスのエリザベス1世女王ももちろん、ナイフオンリーでした)

テーブルマナーの逸話で面白いのは、カトリーヌ姫が嫁入りする前までは
フランス宮廷では女性はdînerの席に出席できませんでした。
完全に男性上位の時代。言葉を換えれば、それだけ野蛮な時代であり、
宴席は酔っ払いとか痰を吐いたり、口喧嘩したり、なんというか乱暴な
ところであり。淑女向けではない感じだったわけであります。

ともかく、フランスの目指したイメージ戦略はうまく奏を効し、現在では
フランスは「おしゃれで文化的で、美味しいものとすてきな服、エスプリ
のある会話」などがある国として諸外国を睥睨しています。
元はすべて、イタリアからの輸入およびパクリなのにね。
宣伝上手な国って、あるんですねー。
日本の真逆な感じ。

| UK_2014 | 01:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Attingham Park

次の旅行が迫ってきているのに、去年の旅行記が終らない。うう。←いつものこと

さて、2014年のイギリス旅行より。
Shropshireにある、ナショナルトラストの[Attingham Park]。

1785年に初代Berwick(ベリックと発音)男爵、Noel Hill氏によって
建設されました。
この方、小ピットと呼ばれた英国首相William Pitt氏を助けた功績により、
男爵の位を授けられたわけです。(インド法の制定のために尽力した)

え?
小ピット、ご存じない?
時はジョージ3世(←Madness Gerogeと言われた精神的に脆い国王)時代。
ピットは若干24歳(!)で首相になります。24歳!ですよ?すごーっ
容姿端麗、頭脳明晰、女っ気ゼロ!という、少女漫画も真っ青な男子です。

この、綬爵されて初代Berwick男爵なったNoel Hill氏は有力貴族である
Vernon家の娘、Annaと結婚して3人の息子と3人の娘を得ます。
(この6人の子供たちが唯一、この屋敷で育った子供たちです。)

貴族として、近隣への体面もあって建てられたカントリーハウス。
設計はGeorge Steuartによる新古典様式、典型的なパラディオ様式です。

150519.jpg

中に入るとまずはGreat Hall。

150519-2.jpg

見にくいですが、わかりますかね?
柱は大理石・・・と見せかけて、ペイントです。
壁の肖像もすべてハンドペイント。
偽の扉などもあります。

これは何?
費用をケチって、本物の大理石ではなくフェイクにしたの?と思われるかも
しれませんが、これがこの時代の最先端の流行だったんです。
本物よりも高価なイミテーションとして。
遊び心、というんでしょうかね・・・。

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東側は女性的な部屋の区画です。
ここはDrawing Room。フォルテピアノ。5オクターブ半しかない。

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天井にはスフィンクス・・・かな?

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手前のDaybed(寝椅子)、これはナポレオン1世の妹カロリーヌのもの。
シャンデリアの清掃中です。
足場を組んで、クリスタルガラスを一つ一つ外しては磨き、元に戻すそうです。

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Salon。
内輪(?)の女性の集まりで使ったと思われます。
一角にはお茶の用意が。

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茶菓子がない。。。

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鍵付きTea Caddyの上に置いてある純銀製のTea Kettle & Warmer。
ケトルに注ぎ口が付いているのが時代ですねぇ。

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シャンデリアもきれい。

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この油絵、反射でわかりにくいですが、見えますでしょうか?
右手の山、噴火しています。
これ、有名なイタリアはナポリのヴェスヴィオ火山。
1787年の噴火の絵だそうです。
1787年・・・フランス革命の2年前です。18世紀を通じて、世界はちょうど現在と同じく
火山の活動期でした。
ヴェスヴィオも30年に渡り、何度も噴火しているし、アイスランドでも大規模な噴火、
日本でも天明の大飢饉を引き起こした遠因と言われるほどです。

この屋敷の人間はみな、イタリアに引き寄せられた人々で、イタリアの文物で
溢れています。
18~19世紀はGrand Tourが盛んでしたし、やはりイタリアの文化はバブル景気に
踊る田舎島国の貴族の心をつかんで離さなかったのでしょう。

噴火を描いた絵の割に穏やかな感じなのは、夜の景色であること。
満月がやさしく登り、噴火の炎でさえもマイルドに感じさせるからでしょうか。
この時代の噴火を描く人気のスタイルでした。
(ちなみにゲーテもこの1787年の噴火に遭遇しています)

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こちら、Boudoir。
(Boudoirとは女性用の私室のこと。公的な場所から逃れて、一人息抜きを
するためにある部屋。もしくはごく私的な仲間のみ入室できるスペース。
拡大解釈すれば、愛人と会う部屋?)

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天井にはキューピッドたち。

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壁面には優しい色合いのグロテスク模様。

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コロンとした、オールドローズのガーランドがかわいい。

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このフェミニンさが、東の翼棟の特徴。
対して西側は男性の領域。
マスキューリン仕様です。

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部屋と部屋の間の小部屋。(昔の建築では廊下はありませんでした)
上にはヴィクトリア時代に地主階級で流行ったモダン・アグリカルチャーの
追及で賞を取った牛たちの肖像画。
その下には「驚異の展示」ケースがあります。

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博物学的知識も大流行して、このように世界中の珍鳥を集めて剥製に
したり、貝や化石、好物の収集など。
なんでも博覧強記的に集めるのが流行ったんです。

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時を止めていて、ちょっとこわい。
この中でどれほどの鳥が絶滅したんだろう・・・。

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手前、ちょっとキョロちゃんみたいですね。笑

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Library。
先ほどまでの女性の領域と色の感じが違うのがおわかりでしょうか?
暗く、力強いイメージ。

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この本は3代目男爵のコレクションです。

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鍵の周りにホタテ。

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背表紙が読めない。

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この絵は初代男爵の父親の最初の妻と子供の絵です。
イギリスではこういうのを"Conversation Piece"(家族団らん図)と言います。
末娘にハーネスが付いているのが、イギリスっぽいですね。。。^^;

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Dining Room。
ここは屋敷の中でも一番大きな部屋になります。
壁は伝統的なポンペイレッド。
窓をすべて閉めているので非常に暗い。いにしえの晩餐会を想像させます。

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Butler用の配膳テーブルにはデザートのガラスの器がスタンバイ。
シャーベットでも出たんでしょうかね。

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とにかく薄暗いです。
キャンドルの明かりだけで食事って、想像もつかないなぁ。

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リージェンシー、ジョージアン時代の晩餐は何コースも出てくるヘヴィーなもので
あり、料理は味というより、スペクタル性や富の誇示が重要でした。
テーブルの上には飾りが所狭しと飾られ、シュガーでできた神殿やら飴細工など
それに生花や果物を盛りつけたり。

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うーん。
たいへんな時代だったのねぇ。

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実はこのお屋敷、ただいま屋根付近を修理中。
そのため、Picture Roomという有名な部屋は工事中で見られません。
現場にポツンと置かれていたのがこれら、肖像画。
国王Geroge3世。

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その妃、Charlotte。

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こりゃー、誰だろ?謎の紳士。

以上、Upperの世界でした。
続いて、今度は階下の世界。

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これは19世紀末にテナントして住んでいたカナダ人富豪が追加させた
キッチン部分。

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だいぶ、近代的。
ここなら働いてもいいかなー。笑

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オーブンもあるし。

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「魔女の宅急便」で出てきた魚のパイみたい・・・。

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上級使用人用の食堂。

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ベリック卿による、この屋敷の掟。

  1.清潔で礼儀正しいふるまいを厳守、上級使用人に命じられたら服従

  2.夏季は5-6時起床、冬季は6-7時

  3.食事時間は下記のとおり

    朝食: 8時  / 8時半(冬)
    昼食: 13時
    Tea : 17時
    夜食 : 21時

  4.いかなる時もたん吐きと罵詈雑言は禁止

  5.すべての使用人は日曜礼拝に参加するように

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House Keeperの部屋、だったかな。

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初代男爵の時代は何十人もの使用人で運営されていたこの屋敷ですが、
最後の8代目男爵の時代は4人。
この広い屋敷に、たったの4人。
回るわけありませんねー。

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Still Room。貯蔵室、でしょうかね。パントリーより大きいかな。

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瓶好きにはたまりません。笑

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ここで、レメディーや奥様のリネンパヒュームなども調合していたそうです。

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こういう感じの壁の色にしたかったんだけどな。ぶつぶつ。

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他にはペイストリーやゼリー系もここで作りました。
貯蔵室には貴重品もあるので、屋敷のメイドの中ではステイタスがある役目(?)かな。

あまりにも長くなったので、以下続く。

| UK_2014 | 01:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015 Roses (3)

薔薇も最盛期に入ってまいりました。

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タブレットのバカカメラなので、ハレーションしちゃう。
手前がランブラーローズです。
房咲きで、まだ3割くらいかな~?

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ほんのりピンク。
奥の濃いピンクはERボウ・ベルズ。

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この二つの薔薇の間にマダム・プランティエというオールドローズがありましたが、
他の連中の勢いに負け、枯れました。。。とほほ

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ERコンスタンス・スプライの二番花。
小さくて、マカロンみたいな感じに。

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こちらはクライミング・ローズの名花、ポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラー。
恐ろしいほど大きくなります。トゲも厳しい。

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ペンテスモンも大きくなってきました。
いろいろな種類があるけど、うちの近所ではあまり取扱いがない花です。

薔薇は他にも咲いているんですが、何しろ撮影する角度がないんです・・・。
そもそも我が家はガレージの上に住宅の一階部分がある構造。
つまり、庭は中空に面しているわけです。通りから5mくらい上にある感じ。

で、薔薇は陽に向かって咲きます。
家の壁に這わせた薔薇はなんとか正面から見られます。
でも、フェンスの手前に植えた薔薇は、陽を求めて家の外側、つまりは中空に
向かって咲くわけでして・・・。
下から見上げればなんとか見えるという有様。(--;

というわけで、写真に撮ることのできない薔薇ちゃんがたくさんいます。苦笑。

しかも、去年の夏からうちの子になった猫のなつめちゃん。

どういうわけか、こいつ、薔薇を食べるんです!!!(><)きーっ

というわけで、家の中にも花が飾れません。。。
これほどたくさん、あふれるほどの薔薇に囲まれているのに。。。

む、むなしい。(;_;)

| My life | 01:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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Do It Yourself! (4)

GW前から、しこしこと進めて来た洗面所のDIY。
とりあえずできるところまでやり、後は鏡と照明を残すのみとなりました。

鏡は当初、木枠でできたシンプルなもの(50×50cm)を希望していたのですが、
実売店舗を見ても、ネットで検索しても、なかなかぴったりのものがなく。

鏡を掛ける壁が石膏ボードということもあり、強度の不安からあまり重い鏡は
無理です。いいな、と思うと5kg超とか。重すぎ。

んー、困ったなー。

洗面所は毎日の生活で欠かすことなく使う場所でもあり、ハッキリ言って
大きな鏡もなく、照明もない薄暗いところで身支度するのには限度がありました。

おりしも、金曜の晩にポロッと奥歯のクラウンが外れ(!)、新横浜にある
歯医者へ行く羽目になりまして。

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穴が開いてますが、これは私の歯ぎしり?のせいだそうです・・・(--;マジ?

ならば、帰りにニトリとイケアがあるから、ちょっと寄ってみようかな、と。

結論として、超格安+超軽量(2kg)の鏡をニトリで購入しました!
お値段以上、ニトリ♪・・・ですわ。笑
1680円だったかな。

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まだ配線処理をしていないので格好悪いんですが、これは後で何とかします。
右手の側壁にはピアノの譜面用に使っていたスポットライトを転用。
これで、歯磨きも化粧もバッチリ☆です。^。^;たぶん

150516-3.jpg

      ま、いいんじゃない? とりあえず。。。

何の役にも立たない現場監督↑にもOKもらいました。笑

後は配線処理と、蛇口の取り換えー。
これはゆっくり、できるときにやります・・・。

| My life | 01:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015 Roses (2)

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早咲きの薔薇が咲きました。
この名前のわからない白い子。
花もちは悪く、すぐ散ってしまうけれど香りがとてもいい~!
そして、花びらが最高級ティッシュのようなしっとり感。

居間の窓を開けると、辺りを薔薇の香りが包みます。
それはこの薔薇の芳香。
控えめにして、華やか。

150510.jpg

こちらはD・オースティンのER「ボウ・ベルズ」。
まだ2分咲きかな。うどんこ被害がひどい。^^;

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これまた花もちは悪い。笑
しかし、このコロコロした花形が好き。

150510-3.jpg

ER「コンスタンス・スプライ」。
すみません、水切れしてますね・・・・汗。

150510-4.jpg

この薔薇の特徴はこのまん丸の照葉と大きな花、なんですけど。

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うちの子は、本家のサイズを100とするなら60くらいの大きさなんですよねー。
不思議。

香りはボウ・ベルズとよく似ていて、少し柑橘系な感じ。
香水みたいな香り、というとわかりやすいでしょうか?
ちょっと苦手、こういう匂い。

私は花自体が持つほのかに甘い匂いの方が好きです。
品種で言うとアブラハム・ダービーとかジュード・ジ・オブスキュアが好きかな。

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匂いといえば、スイカズラ。
夕方、すごくいい香りが立ち上ってきます。ハニーサックルと似ていつつ、少し違う
ような?日本のスイカズラの方が優しい匂いだと感じる。

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花より鳥、のバードウォッチャー。

| My life | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Do It Yourself! (3)

DIYの続き。

今度は洗面台の改修。
まずは備え付けのユニット洗面台上部を外します。

20150428.jpg

壁の色が変わってるところがかつてユニットがあったところです。
これには照明器具がついていて、その電源コードを切らないと外せませんでした。
で、切ったんですけど、するとこんな感じに。

150507-4.jpg

ひどくない?!
なに、この穴!
クロスも破けてるんですけど?!

どうも、あとで判明したところ、こういうハウスメーカー系の家ってすべてが壁という
わけではなくて。
耐火用・防火用として、石膏ボードを多用しているようです。
で、最初からこの壁面にはユニット型の洗面台を置くということしか設計になく、
こんないいかげんな作りになってるみたいです。

とりあえず、この穴は無視して作業をしましょう。

150507.jpg

トイレと同じく、奥の面だけペンキを塗る予定なので、養生テープで保護。
プライマーを塗って、第一回目の塗装。

150507-2.jpg

仕上げにもう一度、塗装。
そして養生をはがしますとこんな感じ。
(写真よりも実際の色はもっと緑色)

150507-3.jpg

ここのクロスも凹凸があるタイプなので、境目がイマイチ。小さい筆でちまちま補修。

150507-5.jpg

ホームセンターで買ってきた杉材の板にトイレで使ったモカベージュを塗装。棚板に。
それを支える支柱はIKEAのもの。

この棚を設置するのがまた一苦労。
石膏ボードって、専用のビス留めをしないと釘が刺せない構造なんです。
しかも、もろい。
悪戦苦闘しました・・・。

150507-6.jpg

ガラスの板もIKEAのもの。安上がり。

洗面台の下部はユニットのまま、ただし、収納扉には杉板をカットして、トイレと
同じモカベージュを一度塗りで塗装したものを万能ボンドで固定しました。
こうしてみると、一番下のラインにも張った方がいいのかな~。

あとは60×60cmくらいの、シンプルな白い木枠のミラーを設置して、
右手からスポットライト照明を付けるか、上の棚板にキッチン用などの手元照明を
付けるか、ですね。
とにかく、奥の面が石膏ボードなので、重量に対する負荷が難しいんです。。。

とりあえず、完成一歩手前!

やったぞーーっ v(^ー^)/

追記:作業に書き忘れましたが、洗面台と壁との間のコーキングもし直しましたよん!

| My life | 00:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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Do It Yourself! (2)

GW前からですが・・・。
2階トイレと洗面所辺りのDIYに励みました。
まずはトイレの改修より。

150506-2.jpg

今は便利なものがあるんですね~。
窓回りと塗らない壁との境目に養生テープを張って保護するんですけど、
この養生テープにはビニールシートが折りたたまれて付いていて、
テープを張る際には邪魔にならず、張り終わったらビヨビヨ~っと引っ張ります。
するとあら不思議、50cmほどの保護シートが簡単に広げられるという次第。

用意ができたところで、まずはペンキ下地のプライマーを塗ります。
乾かして、翌日に第一回目の塗装。
乾かして、翌日に仕上げの塗装。

合わせて三回。
なんてめんどくさい!!(><)

150506.jpg

わかりにくいのですが、トイレ奥の窓がある面だけモカベージュになりました。

150506-3.jpg

外しておいた、水回り用(?)イラストのカエルちゃんを戻して。
はい、完成です。
長かったわ~~!

ところで。

150506-4.jpg

これが素人の悲しさ。
美しくまっすぐ、シュッと塗れなかったです・・・。とほほ。
もともとあったクロスが凹凸のあるタイプで、養生テープを張った下から
にじみ出てしまったのですね。
プロはどうやって処理してるんだろ~??

| My life | 23:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015 Roses

今年もまた、薔薇の季節がやって来ましたよ。

150505.jpg

去年より、出足が早い・・・のかな?
歳とともに、去年の記憶が抜け落ちるのが早くて。わはは。

150505-3.jpg

薔薇以外にも、大好きな十字草、ジギタリス、アジサイ・・・はまだ蕾だけど。

150505-2.jpg

裏庭にはキヌサヤやスナップエンドウ、トマトにナス、茗荷。
色気は表庭、食い気は裏庭。笑

| My life | 22:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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