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Painswickで散策

この日はコッツウォルズからWalesへの移動日。

何を思ってPainswick(発音:ペインウィックだそう)に寄ったのか、
今となっては不明ですが・・・。
この日は私にしては(<I'm 晴れ女!)珍しくお天気がすぐれず、
写真も冴えない。

けっこうな登りの先に、Painswickはありました。
とりあえず、駐車場に車を突っ込んで、寒い中を散策することに。

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こちらははちみつ色というには薄すぎる石材。
冴えない天気とあいまって、paleカラーは人を意気消沈させます・・・。
ちなみにこちらの売り文句は「Queen of England」。←誇大広告

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【St.Mary】教会へと続く墓地門は、ゲートハウス形式になっていました。

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なんだろ。
讃美歌?

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樹齢200年を超えるイチイの木々。
どーみたって、あーた、こりゃ「きのこの山」っしょ?!

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一部は周りの木とくっついちゃってるし。

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多大な時間を経ないと生み出されない不思議なトピアリー。
なんでも、伝説では99本植えられているそうです。
100本目を植えても悪魔が引き抜いてしまうので、どうしても99本しか
植えられないそうです。

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うーむ。どの角度から見ても変!

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そして、町の規模にしては不似合いなほど、墓地が大きい。

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あっ

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ああっ!!

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なんなの、このピラミッドは?!
碑文はすでにすり減っていて、読めなかった・・・。謎~。

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14世紀の創建だそうです。
御多分に漏れず(?)、こちらも羊毛貿易で財を蓄えた商人たちが
浄財を注ぎ込んだ教会です。

ん~。だがしかし。
なんだか白ちゃけていて、古式ゆかしい感じがゼロ。新築物件みたい。

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これは海軍関係者の墓碑でしょうかね?

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誰だろ~?

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16世紀のご夫婦の墓碑と思われ。

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二人が跪く前には本でできたテーブル。
これって異色じゃない?
ご主人が本に関わる仕事に携わっていたのかな。

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この碑名。

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笑える。ヘタくそどくろ。

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このHatchmentはウィリアム4世のだと思いますが、どうして彼のだけ
掲げているのか?
他の国王のは?

そばにいた教会賛助会員の男性に聞くも、そもそも「Hatchmentってなに?」
って聞き返された・・・orz。
ごめんなさい、中途半端な歴女で!!

Painswickは内乱時代、クロムウェル一派の議会派の重要拠点でした。
その時代には王党派に何度も取り囲まれ、攻撃されたそうです。
塔には二つの小さな砲弾の跡もあるらしい。
洗礼盤もぶっ壊されて、その後に新しいのを設置したそうです。
しまいには火まで放ったというんですから・・・恐ろしいですね。

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右手のハーフティンバー様式の家、元Post Officeです。
今は空き家っぽい。

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町は高台にあるので、見晴しはとてもよいです。

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小さな町なのに、かわいいアンティークショップやカフェが数軒、
パブにホテルもあります。

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     見たにゃーーー

メインストリートも一部、交互通行しなければ通り抜けられないほど
細い部分があります。
マニュアル車だとけっこう大変かも。。。

一歩奥へ入ると、新興住宅地!がたくさん建っていました。
バンガロー的な家もけっこうあり。
行き止まりの道も多かったので、あまり迷い込まない方が吉かも。。。
見るべきものは何もなかった・・・。

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カフェで一服。

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寒いから温かい飲み物がほしくなる~☆ 微妙にぬるかったけど。。。

ところで。
イギリスはwifi天国で、私のような旅行者はとても助かりました。
野良wifiは危険だから使う気がしないけど、こうしたお店等ではどこでも
パスワード制のフリーwifiになっているので、安心して使えます。
その点、日本は「おっくれてるぅ~!(><)」なぁ。
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| UK_2014 | 01:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Broughton Castle(2)

Broughton Castle】の続き。

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お庭へ。

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建物裏側の、Walled Garden。

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刺繍庭園(Parterre)と呼ばれる、ツゲで囲んだ花壇があります。

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こう、無理やり言うことを聞かせるような仕立てっぷりが私の好みではない。
大リーガー養成ギプスみたいな?

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表側は白い石なのに、裏側は煉瓦ってよくあるパターン。

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素顔と化粧した顔、みたいな感じ?

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ジギタリス(ピンク)とアリウム・ギガンチューム。
獰猛な感じ。

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季節がね、薔薇にはちょっと早くて。。。
ライラックが盛りでした。

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ここも薔薇が咲いていたらすばらしかったでしょうねぇ・・・。

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壁を潜ると、お濠(moat)。
ヨーロッパの川岸は増水時を想像するとゾッとするような喫水。

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壁を川岸から眺めて。

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このゲートの先にはHa-ha(動物除けの空堀)があるので、羊とかは
庭へは入って来られないハズ。
たまに糞が転がってますけど。

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外壁沿いにはながーいHerbaceous Borderが。

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少しだけ、薔薇も咲いていました。
藤は終わりかけ。

さて、Gatehouseを潜り駐車場へ向かうと右手側にParish churchがあります。

《St Mary》教会。

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創建はお城と同じ時期、14世紀です。
(お城と同じ建材、様式であることからその年代を知ることができるそうです)

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これはきっと、「受胎告知」のシーンですね。
大天使ガブリエルが、処女マリアに告げる・・・

   《マドモアゼル・マリー
    あなたは懐妊あそばした
    あなたは夫もないくせに
    男のお子さんをお生みになる。
    大きにお邪魔さまでした、
    ごめんあそばせ……。》
    こう言って天使が帰ってしまいます。

    窓からいきなり不躾に
    ものを言うこのやり方が
    恋は如何なるものなるか
    知ってみたいと思ってる
    娘をいささかおどろかす。

    雪が消えるようにして
    天使の姿は消え失せて
    また天国へ行っちまう。
    さすが娘は恥ずかしく
    両手で顔をおしかくす。


面白い語りでしょ?
ジャン・コクトーの詩を堀口大學先生がお訳しになったものです。


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黒枠の大きなひし形のプレートは葬儀の際に住居に掲げるhatchmentです。
Funeral achievementとも言うわね。日本語で言うと、「忌中紋章」。
ここのやつは、17世頃のものみたいです。

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城主一家(Lord Saye and Sele家)の墓石が多いです。当たり前だけど。

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これは Sir John de Broughton (1315死去)の墓碑。
この教会を1306年に創建した人物です。
19世紀になって、「中世風に」彩色されたそうです。
ま、確かに往時はこんな感じだったことでしょう。

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こちら、どなたかわからない騎士さま。
あっ
お顔が向こう側だったわ。

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はい、お顔ですよ~。
枕元には天使が、

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足元にはライオンが鎮座。

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こちらのレディはどなたか不明ですが、すばらしい柳腰ですね。

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裾にはかわいいワンコ。

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なんとなく新し気。

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こちらはSir Thomas Wykeham (15世紀に死去)とその令夫人の墓碑です。

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ぎゃっ
細目、開いてる!怖いのよ!

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足元には巻き毛のライオン。ウーッ

なにせ駆け足だったもので、全然見終わらず。
次回訪問時に詳しいことは調べましょう・・・。

切れ切れの情報を付け加えておくと・・・。

浩宮皇太子がOxford大留学中に、こちらの男爵家に何度かご厄介に
なったとか。
天皇陛下と皇后陛下もその後、滞在されたとか。

だけど、この屋敷、たしかたしか、「イングランド内乱」時代は議会派の
本拠地だったはず。(つまり、反ロイヤリスト)
いいんですか? いいんですかね・・・。

屋上へ出る途中に、内乱時代に使われた砲弾が展示されてます。

その内乱時の当主は第8代Saye and Sele男爵であるWilliam Fiennesで、
彼は初代Saye and Sele子爵を創設した人物であり、また、頑なな
ピューリタンであり、チャールズ1世からは「Old Subtlety(古狸)」という
あだ名を賜るような人物でした。

内乱時は敵・味方が時期や主張により入り乱れて、複雑なんですよね~。
これは勉強するべき課題だわ。

というわけで、今回はこれで終わり☆

| UK_2014 | 19:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Broughton Castle

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さて、こちらは【Broughton Castle】です。
Oxfordに程近いBanburyにあります。
写真は濠と《The Gatehouse》です。
ぐるーりと濠(moat)が囲んでいる古式ゆかしいスタイルです。
※ちなみにこの屋敷、1406年に‘crenellate and embattle’という権利を
 有していました。銃眼やら胸壁やらを設置していいという権利です。
 武装権というのかな。Manor House というより、Castleである所以ですね。

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濠は水量満々。
水辺の景色はそれだけで美しいです。

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こちらがお屋敷正面ファサードになります。

日本ではかなり有名なWalled Gardenがありますが、私にとっては初訪問。
昼の2時から5時までしか開いていない上、週に2日しか開園せず。
なかなかこれまで都合が合わないのも道理でしょ?

この日も、【Chastleton House】の後の訪問で、閉館時間まで1時間を
切っていました。

庭だけではなく、建物内部も見られるとのことで、気は焦る。
けれど、屋敷も庭もどれくらいの規模かわからないので、どこに時間を
掛けてよいものやら・・・。(絶望)

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うーむ。
中世の城、って感じ。
壁が厚い!

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とにかく時間がないので、駆け足で!
上階へ上る階段のすり減り具合を御覧じろ。

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ここは《The Queen Anne's Room》です。
Elizabeth1世の跡を継いだ、James1世(スコットランド女王Maryの息子)の
王妃、Anne of Denmarkが1608年に長男Henry of Stirlingと滞在したそうです。
※この長男がチフスで早世しなければチャールズ1世の戴冠もなく、
 イングランド内乱も起こりえなかっただろう・・・というのが、大方の見方。

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「からっぽ頭のアンヌ」と呼ばれた王妃。
浪費家で、謎の宗教的変遷(プロテスタント→カトリック→プロテスタント)を
したり、みょうちきりんな建築物を作ったり。
何かと問題ありの方。

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こちら、その夫。James1世。
赤子の時に母Maryと引き離され、スコットランドで男たちに育てられた
せいかどうか。かなり奇矯な人物。本質的には同性愛者なのかなぁ?
常にfavoriteなMenがおそばにいました。
晩年の肖像画なんて、精神病じゃないか?と思う感じだもの。
Demonologie(悪魔学)』というおっそろしい本も書いているし。
トリビア的には、彼の代で初めて「準男爵」(baronet)制度が設けられました。
アイルランド征服の資金を集めようと、新爵位を創設して売りに出したわけ。
せこい・・・。

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この部屋の窓の右手には観音開きの扉があり、そこからはChapelを
見下ろすことができます。

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このステンドグラスは1995年、2005年の Alfred Fisherという現代作家の
デザインによるものだそうです。

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・・・いまいち、じゃない?
きれいだけど、好みじゃないなぁ。

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私はこういう素朴な感じが好きですわ。
ヘタウマの世界っていうんですかしら。

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こちら、《Gallery》。
先祖の肖像画がみーっしり。
床に敷いてある絨毯は1990年制作の「Three Men and a Little Lady
というドタバタコメディのロケ地で使われた際に、制作会社から
プレゼントされたんですって。ラッキーですな。

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このお城の所有者はSaye & Sele卿と言い、現在で21代目。
ずっと同じ一族が所有してきただけあって、由緒正しい貴族の屋敷です。

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紋章一つ取っても古くて複雑。

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赤いライオンのRampant。

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うーむ?
こちらのmottoはSaye & Sele家のもの(Fortem posce animum)じゃない
ような気が。。。

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右手に見えるのは(たぶん)エリザベス女王の戴冠式の時に
城主夫妻が着用したローブ。
アーミンの斑点の列で、公侯伯子男爵が一瞥のもとにわかるそう。
ちなみにSaye & Sele家は男爵家です。
なーんだ、男爵か。一番下じゃん。そう思ったそこのあなた!
実は古い家柄であればあるほど、男爵だったり伯爵だったりするのです。

侯爵や子爵というのは近代に作られたタイトルのことが多く、いわゆる
中世の頃はKnightやBaronの時代でした。公爵は王族や小国の王で
あることが多く、貴族というより王族に近い。

14世紀前後からその存在を知られた帯剣貴族と、後の時代に増えてくる
法服貴族や商業貴族は厳密には同じものとは言えません。

ま、そんなこたぁ、どうでもよいですけど。^^;

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屋上からの眺め。

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うーむ、いい眺めだ~。

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水面が輝いています。
風が強かったから。

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奥に見えるのが教会。
手前がGatehouse。
その右手が厩舎で、現在はカフェと売店(とトイレ)になっています。

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さて、屋敷内に戻りますとこの絵。
あらーっ。
有名な海戦の絵ですね。

  ◆栄光の6月1日海戦(1794年)

   フランス革命戦争中の海戦で、海軍提督Richard Howe(左のオッサン)が
   負傷し、死にかけている部下のNeville大尉を励ます図?

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《The Oak Room 》。
ここは「Jane Eyre (2011)」や「Shakespeare in Love (1998)」のロケ地として
使用されました。

ハッキリ言って時間が足りず!!
駆け足で見損なった部屋も多数。。。

なかなか面白い歴史もありそうですが、庭も見ねばならず今回はここで
内部見学は断念。
見学には十分な時間をもってのぞみましょう・・・。

| UK_2014 | 19:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆Chastleton House(2)

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コッツウォルズの北端、Chipping Nortonの西側にある、このお屋敷。
Chastleton House】の続きです。

現在、ナショナルトラスト所有で、入場制限があります。
入り口で時間制のチケットをもらって、時間が来たらば中へ入ります。
ガイドツアーになってます。

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中へ入るとまずは《The Great Hall》というのはお約束の構造です。
ここが屋敷の心臓部。
昔々の時代では、ここですべてが展開されたのです。
(会議、食事、宴会、裁判、娯楽、就寝、トイレ、etc...)
時代が下ると、屋敷の権威を象徴するための空間となりますが。

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この屋敷は「成り上がり」の建造者が作ったもので、そこがこの一族の
財政的にも社会的にもピークの時代だったもようで、めぼしいものはあまり
ありません。。。

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暖炉には火が入ってました。

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チャイナの漆塗りのチェストにヨーロッパ式の足台。

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虫、です。
こういうものを題材にするのはアジアな感じですよね。。。

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古伊万里、かなぁ?

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このヘタウマカーヴィング、いかがです?

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すごい、出ベソ・・・! ←そこか?

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大紋章。

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《The White Parlour & The Lobby》です。
ここはくっきりはっきり、ヴィクトリア時代の改装ですね。
元々はオークのパネルで覆われた、暗い感じの部屋だったことでしょう。
それを白塗りにして、窓を大きく取り、明るい部屋に変えている。

ここだけに限らず、この屋敷の改築改装はいわゆる、「Jacobethan
スタイルになってます。
エリザベス1世女王様式とジャコビアンを融合させたスタイル。
邪道な気がしますなぁ。

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こちらは《The Great Parlour》になります。

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わかりにくいですが、このマントルピースには「火薬陰謀事件」の
首謀者の姿を刻んだ「火の粉覆い」が置かれています。
これは後世の作で、この屋敷の地所の元の持ち主が陰謀事件の
リーダーであった故事を偲んで、NTが置いたみたい。

暖炉の両脇にはタイルが使われていて、

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これは古いもの。
デザインがなかなか面白い。オランダ製かな?

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真面目な聖書の一説を模したタイルと、遊び心にあふれるタイルが
入り混じってるのがいい。

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動物も、味がある。

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テーブルの上には古いグラスが。

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ちょっとわかりにくいですけど、とても繊細な作品です。
ステムのところはエナメルでリボン装飾が入っていて、なかなか技巧的。
これは、「ジャコバイト」のグラスなんですよ。珍し~~い!
※ジャコバイト・・・カトリック教徒のジェイムス2世を正統と奉じる一派

そういえば、数々の陰謀に与したThrockmorton家のある【Coughton Court】も
ここから近いです。
ジャコバイトのたまり場?

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スチュワート王家の忠実なるロイヤリスト。・・・と主張するかのような
ステンドグラス。

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こちらはチャールズ1世陛下。(>ピューリタン革命後に処刑)

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奥方のヘンリエッタ・マリア王妃。(>母国フランスへ亡命)

ステンドグラス自体は後世の作。
この屋敷は19世紀に直系子孫が絶え、傍系に譲られます。
その時のオーナーが歴史的に何にもないこの家屋敷に箔を付ける(?)ため、
いろいろな改築改装を施しているのです。涙ぐましい感じ。

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裏階段。使用人が使う階段。瓶が萌え♪です。

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こちら、主人とお客様用の表階段。

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先端恐怖症の人にはいやがられそうな階段。笑

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こちら、先ほどのチャールズ1世の息子、チャールズ2世陛下です。

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謎の姉妹。
パンタロンがかわいいっ!

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《The Fettiplace Room》という寝室。

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鼻もげ。

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《The Great Chamber》、主寝室ですね。
玄関入ってすぐのGreat Hall に次ぐ、この屋敷の一番上等の部屋です。
だいたい、構造的には一階のグレートホールの真上の部屋になります。
寝室なんだけど、プライベートな空間などではなくて、うーん、お屋敷の
主人一家の居間であり、使用人や家臣団も寛ぐようなスペース。中世までは。
そこから、徐々にプライベートな空間へ変遷していき、17世紀頃には
「屋敷で一等上等な、主人夫妻の寝室」となります。

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マントルピースの上の飾り。

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天井の飾り。

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《The Sheldon Room》
ここはこの屋敷の最後の所有者夫人である、Barbara Clutton-Brockが
夫の死後、2005年に92歳で亡くなるまで住んだ部屋だそうです。
住んだ・・・と言っても、営々と昔から置いてあるものは動かせないので、
彼女自体が「部屋に間借り」していた感じだったようです。
住みにくいですよね・・・。
しかもこんな大きなお屋敷に、一人二人の使用人とだけなんて。
怖すぎる。

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これも中国の小箱っぽい。
てっぺんに針刺しがあるのが面白いですね。

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《The Cavalier Room》

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刺し子刺繍のベッドリネンが美しい。
これは第5代オーナー夫人の手製だそうです。上手ですね。

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19世紀の壁紙もかわいい。女性らしい部屋ですね。

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天井からぶら下がっているのが使用人を呼ぶ際に引っ張ったリボン。
これを引くと、使用人部屋のベルが鳴るという仕組み。
おちおち休んでもいられないですなぁ・・・。

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日本式に言う三階は《The Long Gallery》になります。
雨の日や寒い冬はここで運動や散歩をしたりしました。
この屋敷にはないけれど、一般的には壁にたくさんの絵を飾りました。
それらをためつすがめつしながら、歩く。

・・・なんだか、無用の長物みたいな部屋ですよね。^^;
フランスにはこんな部屋、ないような気がする。
ギャラリーはギャラリーとして、純粋に芸術作品を飾るものとして存在したような。
(ここらへんが英仏の違いかもしれない)

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天井の漆喰装飾。
美しい。
テューダーローズが描かれていますね。

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マントルピース前には謎のおもちゃ。

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うーむ。
こいつを股に挟んで、後ろにも子供が並んでギャーギャー楽しんだのでしょうかね?

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マントルピースの上の木彫。
たいへん、プリミティヴな意匠です。

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人を小ばかにしているのか、獅子舞か。
京都のお寺さんなどでよく見る、乾ききった昔々の木材の感じ。

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こちらは地階の《The Old Kitchen》。

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しろめ(Pewter)のお皿やジョッキ。

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ここは《The Beer Cellar》だったかなぁ。ちょっと失念。。。

| UK_2014 | 19:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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